(中央社記者 楊思瑞 台南17日電)台南左鎮化石園區故事館の新展「共織左鎮古往今來」が23日から始まります。初めて、貴重な平埔族の嫁衣の実物が展示され、100年前の平埔族女性の衣装技術や生活の様子が再現されます。さらに、デジタルインタラクティブ装置を通じて、来場者は深く体験することができます。
台南市政府文化局の黄雅玲局長は17日、中央社の取材に対し、台南市の平埔族人口は1万1000人以上にのぼると説明しました。今回の故事館の展示リニューアルでは、台南市西拉雅族部落発展促進会の段洪坤理事長を招き、新港文書や西拉雅文化財の再解釈を進めました。「物語を可視化し、聴こえさせ、記憶に残す」ことを理念として、展示空間を全面的にアップグレードしました。
黄局長は、文化継承、科学教育、デジタル体験を融合した複合的な場として、来場者が化石や自然環境を探るだけでなく、この土地を育んできた人々の文化的な物語を深く理解できるようになると語りました。展示の最大の見どころの一つは、2点の貴重な平埔族嫁衣の実物が初めて一般公開されることです。
これらの文化財は、「化石爺爺」として知られる陳春木氏が1989年(民国78年)に収集・保存したもので、左鎮地域の平埔族の生活記憶と文化的文脈を証明しています。来場者は、精巧な十字繡の技術や伝統的な衣装の美しさを間近で鑑賞でき、文化継承の温かさを感じ取ることができます。
台南市立博物館の何秋蓮館長は、故事館のリニューアルを通じて、散らばった歴史の断片を再びつなぎ合わせたいと語りました。化石園區を訪れる人々が、地下の科学だけでなく、地上の文化的な温もりも感じ取れるようになることを期待しています。
また、左鎮故事館では、新しいデジタルインタラクティブ装置、体感型プロジェクション、電子書籍システムを導入し、参加型で没入感のある観覧環境を実現しました。年齢層を問わず、直感的で楽しい方法で展示内容を探索できるようにすることを目指しています。(編集:張銘坤)1150617
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