(中央社記者 賴于榛 台北17日電)前中油公司煉製部執行長徐漢が貪污の疑いで、一審で25年の懲役を言い渡された。監察院は本日、徐漢と大林煉油廠工務組の前後任経理である黄栄泰および欧文豊、煉製事業部工務室修護組の元エンジニア張子房の4名が、調達案件の執行において、自身または不正な業者に利益を供与する行為を行い、重大な職務違反があったとして、すでに弾劾案を可決し、懲戒法院へ送致したと発表した。

徐漢の貪污事件について、橋頭地方裁判所は3月に報道資料で説明し、徐漢は2019年から、調達案件の審査権および部下の人事管理権を悪用し、複数回にわたり「白手套」(仲介者)や部下を通じて、あるいは自ら業者から賄賂を受け取っていたことが判明。2022年1月に摘発されるまで、合計で新台幣1686万円以上を収賄。さらに説明不能な財産が473万円以上あり、不正利益の総額は2160万円を超える。他の関与した従業員および業者は、7か月から8年6か月の懲役刑を科された。上訴が可能である。

監察院は、監察委員の王麗珍、蔡崇義、張菊芳が提出した弾劾案を審査の上可決し、徐漢ら4名を懲戒法院へ送致。本日、弾劾案の全文を公表し、報道資料を発出した。

監察院によると、徐漢は2019年から、台湾中油株式会社煉製事業部が発注した「煉五組製冷システム調達および設置・試運転一式」などの調達案件を利用して、部下の黄栄泰を昇進させる条件として、不正な業者と結託し、入札価格を約4200万円水増しするよう指示。その差額を自身と業者で分配していた。

また、徐漢は煉製事業部の9件の調達案件を通じて、合計1686.8万円の賄賂を受け取った。欧文豊は、後続業務の担当者としての研修機会を利用して、勝手に検収作業を代行し、不正業者の違法行為を助長した上、1.136万円の不正利益を受け取った。張子房も、調達案件に関与する中で業者から賄賂を受け取り、13.2万円を分配した。

貪污・収賂以外にも、監察院は、徐漢の執行長室が捜索された際、出所不明の現金2710万円が発見され、合理的な説明ができないことから、財産出所不明罪の疑いも持たれていると指摘した。

監察院は、上記4名の違法・職務怠慢行為が明確であり、刑法、貪污治罪条例、政府調達法などに違反し、裁判所で有罪判決が下されているほか、行政上の責任としても、公務員服務法、公務員廉政倫理規範、調達担当者倫理準則などを違反しており、法紀を乱し、政府の清廉なイメージを損なったとして、重大な情状であると判断。弾劾案を可決し、懲戒法院へ送致した。(編集:林克倫)1150617

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  • 出典:中央社 CNA
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