中央社報道

(中央社記者 蘇木春 台中16日電)張姓の男性が麻薬の強制治療や裁判の出廷を回避するために、救急外来を受診して診断書を取得し、それを切り貼りして入院治療が必要な診断書に改ざんし、休暇を申請するために地検に送付した。

検察庁の起訴状によると、張男は強盗や麻薬危害防止条例違反などの事件で、2024年5月から8月にかけて台湾台中地方検察庁から出頭命令を受け、観察・強制治療または裁判のための出廷が求められていた。

張男と妻の岳女は、張男がこれらの法的措置を逃れるために、大里仁愛病院の救急外来を受診し、診断書を取得。その後、その診断書を切り貼りして「入院が必要」という内容に改ざんし、改変後の診断書を地検に郵送して、休暇の許可と強制治療の延期を申請した。

検察側が不審に気づき調査を進めると、合計で100枚を超える診断書が改ざんされていたことが判明。検察は刑法上の変造私文書罪で張男と岳女を起訴した。

台湾台中地裁の審理では、張男による私文書の改ざん行為が、司法機関による刑事追訴や観察・強制治療、尿検査の正確性を損ない、多大な行政コストと捜査資源を浪費した上、文書の公共的信用性と証明価値を損なったと判断した。

2024年5月26日、台中地裁は一審で張男に対し懲役1年2か月、岳女に対し懲役10か月の実刑を言い渡した。いずれも罰金刑への換算が可能で、1日あたり新台湾ドル1000元で計算される。判決は控訴可能。(編集:蕭博文)1150616

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  • 出典:中央社 CNA
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