中央社報道

(中央社記者 洪素津 台北16日電)司会者である許效舜が、番組内で芸能生活38年間の心の軌跡を語った。ステージでは常に笑いを提供する彼だが、その喜劇の光環の裏には、長年にわたる激痛との闘いがあった。両膝の手術前の過渡期には、ある日、痛みに耐えかねて番組のバックステージで泣き崩れたという。

許效舜は最近、YouTube番組「T TALK」の単独インタビューに登場し、大稻埕・迪化街にある古民家を改装した自身のプライベートな秘密基地「囍笑順生活人文空間」を初公開した。また、芸能界にデビューしてから38年間の心の旅について語った。現在65歳の許效舜は、30年以上にわたる芸能界の波乱と身体の病とを乗り越え、今では一服の良茶と部屋中に並ぶ雅石を通じて、「その場その場で対処する」という人生哲学を伝えている。

ステージでは全力で笑いを届ける許效舜だが、私生活では極めて静かだという。彼は報道資料を通じて、喜劇のイメージの裏にある長年の苦痛を明かした。「両足とも手術を受けており、半月板は極限まで壊れてしまった」と語った。

60歳のときに両膝の手術を受ける前の暗黒期を振り返り、許效舜は番組のバックステージで激痛に耐えかねて泣き叫んだことを回想した。スタッフに「10分だけください」と助けを求めるほどで、そのときの自分にはステージに立つ自信がまったくなかったという。当時は4時間ごとに鎮痛剤を飲んでいたが、状況は悪化し、「30分ごとに1錠飲まなければならなくなった」と話す。

芸能生活38年目を迎える今、許效舜は順風満帆ではなかったと率直に語る。「連環泡」時代には、1日の収入が新台湾ドル300元(約1400円)に過ぎず、郭子乾と共に工事現場でのショーに密かに出演して生計を立てていた。大きな挫折を感じ、芸能界を引退しようとした時期もあったが、八里の海岸で拾った「仏像の原石」に気づき、人生が変わった。その石が彼を救い、ステージに残ることを決めさせ、新たな人生の扉を開いたという。(編集:李錫璋)1150616

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース