中央社報道によると、監察院は2025年6月16日、国軍高雄総医院左営分院の病理検査科に所属していた前中校主任・鍾立民について、薬品業者から不正な資金を受領したとして弾劾を決定し、懲戒裁判所に送致した。

鍾立民は、岡山および左営分院に所属する10名以上の軍医官とともに、薬品業者からの賄賂を受け取ったとされる。一審の高雄地裁では証拠不十分として無罪判決が下されたが、二審の台湾高等法院高雄支部では、184万台湾元の収賄を認め、8年6か月の懲役刑を宣告した。その後、上告により最高裁判所が二審判決を破棄し、差し戻し審理が行われた。2025年(民国114年)、高雄高分院の更審第一審で再び無罪判決が言い渡され、上訴が可能となっている。

監察院が公表した弾劾案文の報道によれば、鍾立民は、国軍高雄総医院左営分院の病理検査科中校主任および門診部上校主任在任中、庄姓薬品業者が販売する薬品を使用し、2015年1月から2017年3月にかけて、毎月その業者から不正な資金を受け取った。合計金額は184万6201台湾元に上り、職務上の違法行為が明確であるとしている。

監察院は、鍾立民の行為が公務員の品位を傷つけ、軍人の清廉性を汚し、医薬品市場の公正な競争秩序を歪めたと指摘。国民が公務員の職務執行に対して抱く公正さと信頼を損なったとしている。この行為は「公務員服務法」に違反するだけでなく、「公務員廉政倫理規範」および「国軍人員廉政倫理須知」にも反しているとし、事実が明確で情節が重大であるため、監委・浦忠成、陳景峻、林郁容の提案により、2025年6月9日、弾劾が可決された。案件は懲戒裁判所に送られ、審理が開始される。

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  • 出典:中央社 CNA
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