中央社報道によると、台湾の衛生福利部食品薬品管理署(食薬署)は本日、日本から輸入された絨毛蟹から「世紀の毒」と呼ばれるダイオキシンが再度検出されたと発表しました。

検出されたのは湿重1グラムあたり4.9ピコグラムで、台湾の「食品中のダイオキシン及びPCB処理規範」が定める基準値3.5ピコグラム/gを超過。これにより、該当する56キログラムの製品はすべて返送または廃棄処分となり、市場には流通していません。

食薬署は定期的に国境検査の結果を公表しており、今回不合格となったのは13件の製品。ミャンマー産の紅茶粉末やドイツ産の鉄分+ビタミンB群ドリンクなども農薬残留やその他の問題で返送・廃棄されています。

先週、日本産絨毛蟹からダイオキシンが検出されたのは、過去3年間で初めての事例でした。これを受けて食薬署は、2026年6月3日までの間、日本産絨毛蟹に対して100%の監視検査体制を導入。すべての輸入ロットを逐次検査しており、合格率に関わらず検査率の引き下げは行わないとしています。

食薬署北区管理センターの劉芳銘センター長は、今回の56kgの不合格品について説明し、基準超過のため返送または廃棄が義務付けられていると強調しました。

また、フランス産の新鮮な夏松露2ロット(合計0.24kg)からも、カドミウムが1kgあたり4mg検出されました。食用きのこ類のカドミウム基準は2mg/kgのため、これも返送・廃棄処分となっています。

食薬署は、今後、これらの輸入業者に対して100%の逐次検査体制を適用するとともに、過去半年間にフランスから輸入された松露64ロットのうち、4ロット(不合格率6.3%)でカドミウム超過が確認されていると報告しています。

2025年6月16日から7月15日までの間、フランス産松露に対しては20~50%の強化検査体制が実施されます。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:フランス産夏松露 / 輸入食品検査サービス