(中央社記者 鄭維真 彰化16日電)彰化県の歴史的建築「台湾煙草耕種時業改善社」の日式木造宿舎の修復工事が完了しました。彰化県知事の王恵美氏は、今後、彰化県政府がこの施設を活用し、歴史的温かみと生活価値を兼ね備えた交流の場として再利用すると発表しました。
王恵美氏と文化部文化資産局の古蹟聚落組長である林炳耀氏らが竣工式に出席し、彰化県田中鎮にある宿舎が新たな命を吹き込まれたことを証しました。
彰化文化局の資料によると、「台湾煙草耕種時業改善社」は、日治時代には台湾総督府専売局、戦後は台湾省煙酒公売局が煙草農家から煙草を買収・鑑定・一時保管する場所として使用されていました。これは、台湾における早期の煙草産業の発展を証明するものであり、日治時代の社会・経済的暮らしの実態を今に伝える重要な遺産です。
王恵美氏は、「台湾煙草耕種時業改善社」は日治時代の昭和13年(1938年)に創設され、すでに80年以上の歴史があると述べました。施設には1棟の収納場と2棟の指導員用木造宿舎があり、多くの農民の共通の記憶を宿しています。前彰化県知事の卓伯源氏が在任中に初期整備を実施し、2013年に歴史的建築として登録されたことに感謝の意を示しました。
彼女は、県は2014年に調査研究を完了後、段階的に修復作業を推進したと説明しました。2015年に収納場の本体建物の修復と周辺環境の改善を完了し、2019年に2棟の宿舎の修復工事の設計を完了しました。2023年には文化部文化資産局が修復工事の総費用として新台幣4552万元を認定し、同局から2958万元以上の補助金が交付されました。
林炳耀氏は、今後、この2棟の日式宿舎を県が統括的に計画し、地域の社会福祉の場として拡張することを期待していると述べました。若い世代がこの場を訪れ、早期の煙草産業の発展の流れを深く理解し、地域の文化史や発展への帰属意識を高めてほしいと願っています。(編集:李明宗)1150616
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- 出典:中央社 CNA
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