中央社報道(記者:楊思瑞/台南16日配信)

台南市に住む呉姓の男性が2月、薬物使用後に運転中に警察の検問を避けようとして電柱に衝突する事故を起こし、車内に乗っていた5人の子供が負傷する事態となりました。これを受けて警察は、使用された薬物の出所を追跡した結果、複数の種類の違法薬物を『ワンストップ』で販売していると称する陳姓の薬頭にたどり着きました。その後、関連捜査を進めることで、さらに10人の下線販売者(薬脚)を相次いで検挙しました。

台南市政府警察局刑事大隊偵七隊の呉尚謙隊長は、本日メディアの取材に対して、昨年、陳姓の男が不特定多数に大量の薬物を販売しているという通報を受け、捜査を開始したと説明しました。この男は、注文があれば自ら薬物を配送するだけでなく、「すべての薬物をここで手に入る」と宣伝していたほか、警察の摘発を避けるため、定住しない生活を送っていたとのことです。

呉隊長によると、台南市刑大偵七隊は数か月間にわたり証拠収集を行い、今年1月12日に陳容疑者を逮捕しました。その際、第一級薬物のヘロイン、第二級薬物のアンフェタミン、エトミデートの粉末と煙油、エトミデート入りの電子タバコカートリッジ(煙弾)、混合型のドラッグ入りコーヒー包、非公式の実弾、鎮圧用銃器などが押収されました。特に没収されたエトミデート粉末は約100グラムにのぼり、これだけで約1万個の「ゾンビ煙弾」を製造できる量とされています。

陳容疑者はその後、台南地裁により勾留され、刑務所に移送されて服役中です。一方、今年2月に発生した呉姓男性の毒駕事故について、警察が薬物の出所を追跡したところ、同じ陳姓薬頭から供給されていたことが判明しました。これを受けて捜査を拡大し、関連する10人の薬脚を相次いで検挙。全容疑者は『薬物危害防止条例』違反の疑いで台南地検に送致され、現在は司法手続きが進められています。

(編集:張雅淨)1150616

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