(中央社首爾16日綜合外電報導)北韓官媒は本日、当局が旱稻の栽培を加速していると報じた。旱稻は灌漑や降雨に依存し、従来の水田環境を必要としない。専門家は、この動きは北韓における乾旱の深刻化を示しており、今年の食料生産見通しが不透明であると分析している。
法新社は北韓の国営メディアの報道を引用し、核兵器開発プログラムにより複数の国際制裁を受けている北韓は、長年にわたり低迷する国家経済と食料不足に直面していると伝えた。国連北韓人権問題特別報告官のサモン(Elizabeth Salmon)氏は2月、食料不足は依然として北韓における主要な人道的課題であると述べた。
国営の北韓中央通信社(KCNA)は本日、「全国で旱稻の栽培が急ピッチで進められている」と報じた。この報道の前に、朝中社は4月に「異常」かつ「深刻」な乾旱に見舞われており、農作物を守るための対策を講じていると警告していた。
韓聯社の報道によると、北韓の国営テレビは先月、北韓西部の黄海南道(South Hwanghae Province)で深刻な乾旱が発生していると伝えた。
専門家は、最新の報告は、この閉鎖的で貧困な国における乾旱が依然として深刻であることを示していると指摘している。
南韓・東国大学(Dongguk University)の金容鉉(Kim Yong-hyun)教授は、旱稻は水資源が不足する際の代替作物であると説明した。「もし北韓が旱稻の栽培面積を拡大しているのであれば、今年の食料生産見通しに対する懸念を示している可能性がある」と述べた。
北韓問題を研究する南韓・梨花女子大学の朴元坤(Park Won-Gon)教授は、北韓の乾旱が「改善していない」とする見方を支持した。
朴教授は、「北韓は毎年約50万〜100万トンの食料不足に直面している」と語った。(編譯:屈享平)1150616
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