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中央社通信テヘラン16日総合外電報道によると、イランの首都テヘランで、ごく少数のワールドカップの中継を放映するカフェに、地元のサッカーファンたちが早朝から集まり、自国代表チームの初戦をテレビ画面に熱視線を送っていた。試合中にイランの国歌が流れた際には、店内は一時的に静寂に包まれた。そして、イランチームが得点を挙げると、一気に歓声が沸き起こった。

アフロ通信の報道によれば、午前4時30分の時点、テヘランのほとんどの人々はまだ眠っている時間帯だったが、アメリカ・ロサンゼルスのスタジアムでは、イラン対ニュージーランドの試合が繰り広げられていた。テヘランではごく限られたカフェのみが営業しており、その中継を放映していたが、店内にはすでに興奮した空気が満ちていた。

夜明け前の時間にもかかわらず、カフェ内はサポーターで満員だった。彼らはトマトやチーズ、オムレツを盛った食事を片手に、試合の行方に熱中していた。

アメリカは今大会の3つの開催国之一であり、集まった約40人のファンたちは、アメリカとイランの間にある戦争の影を意識しながら、イラン代表の勝ち進みの可能性について熱心に議論していた。

早朝から観戦に訪れたファンの中には多くの女性もおり、髪を染めたり、一部はヒジャブを着用しない姿も見られた。

イラン代表の初戦は、米国とイランが中東における戦争終結に向けた合意文書に署名した翌日という、極めて象徴的なタイミングで行われた。イラン代表のグループステージ3試合はすべてアメリカ国内で開催されるが、アメリカ政府はコーチングスタッフ15名に対してビザを発給しなかったため、スタッフの同行が叶わなかった。

試合中に、もともと政治情勢について語っていたファンたちも、イラン国営テレビの実況アナウンサーの高揚した声に引き寄せられ、再び試合に集中した。

アナウンサーは叫んだ。「アッラーに讃えあれ、我々の国旗がロサンゼルスの真ん中に掲げられている!」。試合開始前に、緑・白・赤の三色で中央にイスラム共和国の国章が描かれた巨大な国旗が、スタジアム内で広げられたのだ。

一方、会場内には数百人のイラン・イスラム共和国政権に反対する人々も集まり、1979年の革命以前のイラン国旗(獅子と太陽の紋章入り)を振る者もいた。イラン当局は、こうした旗が会場に持ち込まれた場合、試合の中止を示唆していた。

試合はニュージーランドが2度リードを奪ったが、イランは最終的に2対2の同点に追い付いた。この結果に、テヘランのカフェ内は歓声に包まれ、ファンたちは抱擁し合い、国旗を振って喜びを爆発させた。(翻訳:高照芬/校正:劉淑琴)1150616

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース