中央社報道
(中央社記者 蘇志畬 台南16日電)中華プロ野球の統一7-ELEVEnライオンズが今年度、リース方式で台南アジア太平洋成棒主球場を使用している。台南市政府は今後、OT(運営移譲)方式で協力先を模索しており、ライオンズチームとの双赢(双方に利益)となる協定の検討を進めているほか、チームやファンから指摘された改善点についても対応を進めている。
台南アジア太平洋野球トレーニングセンターには7つの施設があり、そのうち成棒副球場、屋内総合トレーニング場、少年野球場2面、内野練習場2面の合計6施設は、中華民国野球協会に委託され、国家代表チームのトレーニング拠点として活用されている。一方、成棒主球場の今後の運営主体については注目が集まっている。
台南市政府スポーツ局の主任秘書・王藝霖氏は本日、メディアの合同取材に応じ、9月中旬の中職シーズン終了後に全体評価を行う予定だと述べた。現在の内部検討では、OT方式を念頭に、1年間の運営実績から利用者の消費行動を分析しているという。
王氏は、ライオンズチームとは定期的な会議を継続しており、協力の可能性を排除していないと強調。しかし、公共施設の建設費は高額であるため、納税者の負担を考慮し、市民と球団の双方にとって有益な双赢の仕組みを構築したいと述べた。双方が納得できる合意を目指している。
また、過去に問題視されたアジア太平洋野球場外の屋台販売について、王氏は「市はライオンズと利益を争うつもりはない。ファンのニーズを満たすことが目的だ」と説明した。現時点では、球場内の売店数で通常の試合日の人出に対応できるとしているが、特別なテーマデーやポストシーズンなど大規模イベントの際には、ライオンズ側の要望に応じて場外出店を検討するとしている。
近年、アジア太平洋野球トレーニングセンターは韓国プロ野球チームの春季トレーニング候補地として注目されており、王氏は海外のプロ球団からも問い合わせがあることを確認した。一方で、ライオンズチームも春季トレーニングの利用を希望しており、今週の会議を経て最終決定を行う予定だ。
また、ライオンズチームから指摘された改善点について、王氏は、過去に水たまりが生じた赤土エリアについては定期的な浚渫(しゅんせつ)を行うほか、排水能力を高めるための孔径拡大の検討も進めていると述べた。また、街灯、通路の塗装、トイレの環境についても、この1年間で継続的に改善を進めているという。(編集:陳仁華)1150616
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