(中央社台北15日電)アメリカの富豪、イーロン・マスク氏が率いる宇宙テクノロジー企業SpaceXがこのほど上場し、中国のテクノロジー業界や投資家、一般市民の間で高い関心を呼んでいる。中国の公式メディアは本日、中国の商業宇宙産業が急速な成長期に入っていると報じた。今年、10社以上の関連企業が上場を目指しており、資本市場の関心も「概念」から「受注」「量産」「商業化」などの実績重視に移行しているという。

央视新聞の報道によると、証券会社のリサーチレポートによれば、中国の商業宇宙産業の総評価額はすでに1兆元(約4.65兆円)を突破しているという。

報道では、世界的な商業宇宙産業の発展が加速する中、中国の商業宇宙も急速な成長期に入っていると指摘。データによると、2025年末までに中国の商業宇宙企業の総数は600社を超え、2025年の年間資金調達額は約186億元に達し、前年比32%増加した。

また、政策面では、商業宇宙が2年連続で中国の「政府業務報告」に記載されており、「十五五」計画(第15次五カ年計画、2026年2030年)の綱要にも「宇宙強国」の建設を加速するとの記述があると報じた。

資本市場においては、科创板が商業宇宙を「重点支援分野」に位置づけている。統計によると、今年に入り、すでに10社以上の商業宇宙関連企業が上場を目指している。業界の成長余地が広がる中、中国の資本市場の関心は「初期の概念主導」から「受注獲得能力」「量産能力」「商業化実現能力」へと移行しているという。

SpaceXが12日に上場した後、中国のネットユーザーの間で大きな話題となり、多くの人々がSpaceXと中国の宇宙産業を比較した。これに対して、北京日報傘下の微信公式アカウント「長安街知事」は13日、宇宙専門家のインタビューを掲載し、「中国はSpaceXをコピーする必要もなければ、不可能だ」と主張。中国には「逆転」のチャンスがあるとし、議論と皮肉を呼んだ。一部からは「公式の世論誘導」との批判も出ている。(編集:邱國強/呂佳蓉)1150615

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:資金調達
  • 関連組織:SpaceX
  • 製品・サービス:衛星打ち上げサービス