中央社報道によると、台北市在住の林姓男性が、友人の経営する桃園のカスタム車屋の宣伝を目的として、Instagramのストーリーで車友を呼びかけ、陽明山への集団走行とスピードレースを企画した。5月16日深夜11時40分頃、下自祥街・福林路口周辺に多数の改造車両が集結し、午前0時を回って陽明山へ向けて一斉に走行を開始した。
台北市警察局士林分局は、通報を受け直ちに緊急対応体制を発動。下山ルートに検問を設置し、計42台の車両(自動車3台、バイク39台)と52人を検挙した。現場では無免許運転2件、免許レベル違反1件、ナンバープレート抹消1件、車両装備不備2件が確認され、道路交通管理処罰条例に基づき処分された。
また、ナンバープレートなしまたは抹消済みのバイク2台が没収され、騒音を出した6台の車両については台北市環境保護局に通報され、罰則が適用される予定である。違法改造の疑いがある車両については、監理機関に連絡し、車主に臨時検査の受検を要請している。
捜査チームは沿線の監視カメラ映像を分析し、合計56台(自動車1台、バイク55台)が山麓の駐車場に集結後、仰徳大道を経由して陽明山へ向かったことを確認した。走行中、車線分離線を越える、灯火使用義務違反、制限速度超過、蛇行運転などの危険行為が多数見られ、これらはすべて法に基づき違反として処分された。
さらに、27名の関係車主が事情聴取のため出頭を要請された。調査の結果、このイベントは20歳の林男がInstagramで限定公開のストーリーを投稿し、集合時間と場所を明示して呼びかけたものであることが判明した。林男は「友人の車屋の宣伝になると思い、企画した」と供述。士林地検の令状を得て、6月10日に信義区で逮捕された。事件は公共危険罪で検察庁に送致された。
士林分局は、陽明山の道路はカーブが多く、夜間の視界も悪いため、集団での高速走行や騒音は周辺住民の安寧を乱すだけでなく、通行人の安全を著しく脅かすと指摘。今後も陽明山、仰徳大道および周辺の集結しやすい道路で巡回を強化し、毎週金曜・土曜の夜間から深夜にかけて「防飆路検」の特別勤務を実施するとしている。
また、百齢橋、承德路士商地区、泰北高校周辺、仰徳大道などの主要アクセス道路でも対策を強化し、違法なスピードレースの風潮を徹底的に抑止していく方針である。(編集:李淑華)
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- 出典:中央社 CNA
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