中央社報道によると、屏東県に住む杜姓の男性が、生後1年未満の乳児を8か月間にわたり繰り返し暴行し、頭蓋骨の後頭部骨折や左側硬膜外出血などの重傷を負わせた。一・二審はいずれも「成人による児童に対する故意の傷害罪」で懲役2年を言い渡した。最高裁判所は最近、上訴を退け、判決が確定した。

裁判記録によれば、杜容疑者は被害児童の父親であり、2022年11月23日2023年2月5日、同年4月12日22日24日など、自宅で複数回にわたり、素手で乳児を殴打した。これにより、目の周囲の内出血や腫れ、右太ももの赤み、頭部や腹部、上腕の内出血などが確認された。これらの暴行については告訴期間が経過しており、検察は不起訴処分とした。

判決では、2023年8月1日から11日までの間に、杜容疑者が乳児の腕を強く引っ張って右尺骨骨折を負わせ、同年8月11日午後7時ごろには頭部を素手で殴打し、左後頭部の頭蓋骨骨折と左側硬膜外出血を引き起こしたことが認定された。

事件は乳児の母親である孫姓女性と屏東県政府による告訴で発覚。屏東地方検察署は家庭内暴力による傷害容疑で杜容疑者を起訴した。

一審の屏東地裁は、杜容疑者が乳児の保護責任者でありながら、生後わずか月から10か月に至るまで8か月間にわたり、頭部や目など脆弱な部位を繰り返し攻撃したことを重く見て、厳罰が必要と判断した。一方で、杜容疑者が仕事や借金、育児のストレスを理由に感情を制御できなかったことを認め、犯行を一貫して認めており、母親と和解して月額1万5000元の養育費支払いを約束した点も考慮し、懲役2年を宣告した。

杜容疑者は判決に不服を申し立て、台湾高等法院高雄支部で控訴審が行われた。裁判所は、原判決の量刑が低刑域でありながら、被害者が1歳未満の無抵抗な乳児であり、8か月間にわたる継続的暴行で重傷を負ったことから、量刑が重すぎるとは認められず、控訴を退けた。

その後、最高裁判所も事実認定や法の適用に誤りはないと判断し、2024年6月11日に上訴を退け、全件が確定した。(編集:李淑華)

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  • 出典:中央社 CNA
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