(中央社記者 吳睿騏 桃園15日電)桃園地方檢察署は、製毒グループの一連の事件について捜査を終え、樊男と林男が依托咪酯を製造した疑いで起訴し、それぞれ15年および12年の懲役を求刑した。検察は、依托咪酯の完成品約2キログラムおよび大量の製造原料を押収しており、その市場価値は新台湾ドルで1億元を超えると推定されている。
桃検は本日発表した報道資料で、53歳の樊姓男と33歳の林姓男が2025年9月から、第二級麻薬である依托咪酯の前駆体を含む「黒水」原料を入手し、桃園市観音区の林男が借りていた住宅に製毒工場を設置したと明らかにした。二人は酸塩基酸化還元法により液状の依托咪酯を製造し、その後純化して結晶化させ、麻薬の完成品に仕上げていた。2026年1月、作業中の不注意により火災が発生したため、二人は設備を新屋区の廃工場に移転し、製毒活動を継続していた。
桃検によると、検察官の李伊真氏が法務部調査局新北市調査処と専門チームを編成し、証拠収集を進めた。2026年2月11日、観音区および新屋区の拠点を同時家宅捜索し、樊男と林男を現行犯逮捕した。現場からは依托咪酯の完成品1.977キログラム、第四級麻薬の前駆体である1-メチルフェニル-1-プロパノン93.323キログラム、および大量の製毒器具と化学原料が押収された。
桃検は、押収品から約2万5000個の「ゾンビタバコカートリッジ」と25万包の「ニャオニャオ」と呼ばれる毒入りコーヒー袋が製造可能と推定しており、その市場価値は1億元を超えるとしている。依托咪酯は近年、急速に拡大している新興麻薬であり、使用により意識の混濁や行動の制御不能を引き起こす危険性がある。検察当局は今後も、新興麻薬犯罪の厳正な摘発を継続し、社会への被害拡大を防ぐ方針である。(編集:林恕暉)1150615
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- 出典:中央社 CNA
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