(中央社オスロ15日総合外電報道)ノルウェー王妃メット・マリット(Mette-Marit)の長男、マリウス・ボルグ・ホイベ(Marius Borg Hoiby)が2件の性暴力とその他の32件の罪に問われ、首都オスロの裁判所が本日、4年の禁固刑を言い渡しました。この注目を集めるスキャンダルは、王室のイメージに大きな打撃を与えています。

AFP通信によると、29歳のボルグ・ホイベは、メット・マリットが前パートナーとの間に産んだ子で、現在は王太子ハーコン(Crown Prince Haakon)の義理の息子にあたります。彼には王室の称号がなく、公式な役職もありません。

ボルグ・ホイベは性暴力や交通違反など、合計40件の罪に問われており、最も重い場合で16年の禁固刑が科される可能性がありました。彼が関与したとされる性暴力事件のうち1件は、2018年に王太子夫妻の公邸内で発生したとされています。

ボルグ・ホイベは他の2件の性暴力容疑では無罪となりましたが、裁判所は元恋人に対する繰り返しの家庭内暴力、交通違反、脅迫容疑、薬物関与など、多数の罪を認定しました。

ノルウェー検察は当初、7年7か月の禁固刑を求めていました。

ボルグ・ホイベは今年2月から拘束が続いており、最も重い性暴力の容疑を含めてすべてを否定しています。検察側は、性暴力が発生した際、被害女性は眠っていたか、意識を失っていたと指摘しています。

本日の判決は、ボルグ・ホイベがビデオ会議を通じて聞く形で行われ、本人は裁判廷に姿を見せませんでした。

検察官のストゥルラ・ヘニクスボ(Sturla Henriksbo)氏はAFPに対し、「この判決は司法の勝利を示していると思います。誰であろうと、どんな関係を持っていようとも、法律の上に立つことはできないということです」と語りました。(翻訳:洪啓原)1150615

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース