中央社記者 王朝鈺 宜蘭15日

宜蘭鉄道高架化の経費を巡って攻防が続いている。民眾黨は建設費用を「空手形」と批判し、民進党の県知事候補・林國漳氏を「操り人形」と非難した。これに対し、民進党は国民党の県知事候補・吳宗憲氏が「手下」を指揮して宜蘭の発展を貶めていると反論。吳宗憲陣営は、緑陣営が話題をすり替えていると主張している。

民眾黨宜蘭県党部の主委・陳琬惠氏は、本日の記者会見で、「林國漳氏は『全県民の知事』を標榜しているが、実際には新潮流派の操り人形にすぎない。彼は県民のための知事なのか、それとも新潮流の知事なのか」と問いかけた。

また、民眾黨の宜蘭県議会議員候補・王乾明氏は、宜蘭鉄道高架化について、行政院の政務委員・陳金德氏が派手に記者発表したことで、地方負担が57.55億台湾元に抑えられたとされる「大赤い封筒」が作られたと指摘。しかし、中央負担の48億円のうち約15億円は自己償還性の経費であり、将来的に地方が返済しなければならない。さらに、最も重要な用地取得費33億円はまだ明確に決定されていないとして、「これは完全な空手形だ」と批判した。

これに対して、民進党宜蘭県党部の主委・邱嘉進氏は、陳琬惠氏が吳宗憲選挙チームの「指導委員会主委」として名を連ねており、今回の記者会見はすべて吳宗憲の指示によるものだと反論した。鉄道高架化の建設はすでに承認されており、陳氏が急いで功績を挙げようとしているのは、吳宗憲と選挙利益で取り引きをしているのではないかと疑問を呈した。また、「重大なインフラを空手形と貶めるのは、宜蘭の住民を無視している」と強く非難した。

吳宗憲選挙事務所の報道担当・鄭皓文氏は、邱嘉進氏の「でたらめな非難」は、民眾黨の記者会見が相手の『痛いところ』を突いたからこそ、焦って話題をすり替えようとしていると指摘した。陳琬惠氏らが具体的な問題を提起しているにもかかわらず、林國漳陣営は一切応じず、党組織を使って政治的中傷を展開していると批判。「張飛が岳飛を殴る」ような茶番劇だと表現し、「国民の目は雪のようになんの色もつけていない。わざわざ『着色』して欺く必要はない」と述べた。(編集:張雅淨)1150615

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