(中央社台北15日電)駐インド代表陳牧民は本日、インド宇宙会議に出席し、急速に成長するグローバル宇宙経済において、台湾は情報通信と精密製造の強みを活かして、インドにとって信頼できる宇宙産業パートナーとなり得ると述べた。今後、双方が宇宙技術とサプライチェーンでの協力を深めていくべきだと強調した。
陳牧民氏は、インドの首都ニューデリーで開催された2026年インド宇宙会議(India Space Congress)に招待され、開会式で演説を行った。
駐インド代表処の報道資料によると、陳氏は、2025年に世界の宇宙経済規模が約6200億ドルに達し、今後10年間で1兆ドル規模に成長すると予測されていると指摘。台湾は関連産業への積極的な取り組みを進めていると説明した。
陳氏は、インドがロケット打上げ機体や衛星製造で豊富な経験を持つ一方で、台湾は情報通信、精密機械、電子工学の分野で産業的強みを有しており、すでにグローバル宇宙サプライチェーンへの参加を始めていると述べた。台湾はインドの宇宙産業チェーンにおける協力パートナーになれる自信があると語った。
台湾の宇宙開発について陳氏は、1991年から国家宇宙技術長期発展計画を推進しており、これまでにフォルモササテライト1号から7号までの計画を完了。現在は第3期宇宙計画を実施中だと説明した。
また、台湾は昨年、自国開発の光学リモートセンシング衛星「フォルモサ8号」の打ち上げに成功。今後は低軌道衛星や自立打上げロケットの開発を進める予定であり、自立的な宇宙技術能力の向上と、国内人材の育成を継続すると述べた。
陳氏は、宇宙開発は技術的突破にとどまらず、国家のレジリエンスと安全保障とも密接に関連していると強調。台湾は技術交流と協力を通じて、地域の安全保障促進に貢献したいと語った。
2026年インド宇宙会議は15日から17日までニューデリーで開催され、インド衛星産業協会(SIA-India)が主催。インド電子情報技術省、国防省などの政府機関や関連企業が共催した。30カ国以上から約1000人が参加し、世界の宇宙産業の将来について議論した。
駐インド代表処の科学技術部門は会場で、2026年に台湾で開催予定の「台湾宇宙国際会議(TASTI)」を紹介し、11月に台湾で開催される同会議にインドの業界関係者の参加を呼びかけ、協力機会の創出を促した。(編集:張芷瑄)1150615
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- 出典:中央社 CNA
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