中央社消息

(中央社記者 謝君臨 台北15日電)台北市のとある高校の球児が、市府に対していじめなどの問題を陳情したが、その後、被検挙者からの圧力により撤回した疑いが持たれている。台北地検は捜査の結果、本日、当時教育局に勤務していた王姓案件担当職員と、同校の林姓主任教官を機密漏洩の疑いで起訴した。また、林氏に対しては簡易判決を求める刑罰請求を行った。

民進党台北市議員の簡舒培氏と人本教育基金會は2024年1月、議会で記者会見を開いた。簡氏は、生徒たちが台北市府の1999番やネットを通じて、校内スポーツチームにおけるセクシュアルハラスメントやいじめの状況を陳情したと述べた。しかし、チームの総監督がすぐに陳情内容を入手し、生徒たちに撤回を脅迫したと指摘した。

簡氏によると、陳情した生徒はその後『叱責された』として市府に撤回申請を行い、教育局の担当職員はその通知を受け、学校側に確認したところ『生徒の悪ふざけだった』との回答を得たため、案件を閉鎖した。簡氏は、教育局に過失があるだけでなく、職員による情報漏洩の可能性があると批判した。

この問題が明らかになった後、台北市政府政風処が調査を開始し、関係する公務員に対して行政処分を下した。また、陳情人の身元を漏らした疑いのある教育局の王姓担当職員と学校の林姓主任教官を台北地検に移送した。

台北地検の調査により、当時教育局体育衛生保健課に所属していた王姓担当職員は、被検挙された邰姓コーチが教員資格を持っているかを確認するため、陳情通報を受けた当日に、陳情内容のスクリーンショットを学校の楊姓体育組長に送信していたことが判明した。

検察の調査によると、楊姓体育組長はその夜、生徒に陳情の撤回を要求した。翌日、校内の林姓主任教官に教育局の処理進捗を尋ねた際、別の生徒が電話で陳情していたことを知り、楊氏は直ちに2人の陳情生徒を呼び出して面談した。その後、2人の生徒はそれぞれ1999番に電話して陳情の撤回を要請し、教育局は案件を追跡しなかった。

検察は、王姓担当職員と林姓主任教官が職務上知り得た秘密情報である陳情人の氏名などを漏洩したと判断し、本日、刑法の職務犯に関する『国防以外の秘密漏洩罪』で両者を起訴した。林姓主任教官は犯行が発覚する前に自首したため、検察は裁判所に対し簡易判決を求める刑罰請求を行い、刑の減軽を求めており、裁判所の判断を待つことになる。(編集:李亨山)1150615

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  • 出典:中央社 CNA
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