ウクライナ当局は、今日未明、ロシアが首都キーウに対して大規模な空襲を実施し、13人が負傷したと発表しました。キーウ・ペチェルスク大修道院はウクライナの精神的・文化的遺産として知られ、今回の火災は国内外で強い懸念を呼んでいます。
アフロ通信によると、キーウは未明から多数のミサイル攻撃を受け、迎撃されたミサイルが夜空で爆発し、燃える破片が市街地に落下しました。
キーウ市長のクリチコ(Vitali Klitschko)氏は、通信アプリ「テレグラム」で、空襲により送電線が損傷し、約14万人の住民が停電したと報告しました。また、複数の住宅や車両が無人機の破片に直撃され、大きな火災が発生していると述べました。
クリチコ市長はさらに、ロシアの空襲によって、キーウ・ペチェルスク大修道院(Kyiv Pechersk Lavra)の敷地内にある聖母安息大聖堂(Dormition Cathedral)が激しい炎に包まれたと明らかにしました。
彼は「キーウ・ペチェルスク大修道院の敷地内で火災が発生し、聖母安息大聖堂の屋根から炎が噴き出している」とテレグラムに投稿しました。
ウクライナ空軍は、ロシア軍の無人機が異なる方向からキーウを継続的に攻撃していると発表しました。ロイター通信の記者は、市内で繰り返し爆発音が聞こえていると報告しています。
キーウ軍事管理局のテカチェンコ局長(Tymur Tkachenko)は、市民に対し「首都に対する新たな攻撃が続いている」として、避難所にとどまるよう呼びかけました。
ウクライナ東北部のハルキウ(Kharkiv)では、州知事のシネグボフ氏(Oleg Synegubov)が、ある地域がミサイルに直撃され、2人が重傷を負ったと発表しました。
第ニエプル・ペトロフスク州(Dnipropetrovsk)のガンジャ州知事(Oleksandr Ganzha)は、州都の第ニエプル(Dnipro)で1人が攻撃により負傷したと述べました。
ウクライナのスヴィリデンコ首相(Yulia Svyrydenko)は、ソーシャルメディア「X」で「これは我が国民と文化遺産に対する残酷な攻撃であり、ロシア正教会の価値観の真の姿だ」と投稿しました。
隣国ポーランドは、緊急で戦闘機を発進させ、地上防空システムとレーダー監視システムを警戒態勢に移行させたと発表しました。
新たな攻撃の前日、ゼレンスキー大統領(Volodymyr Zelenskyy)は、アメリカのトランプ大統領と電話会談を行い、4年以上続く戦争の終結に向けた協議を行ったと語りました。(翻訳:劉文瑜)1150615
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- 出典:中央社 CNA
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