(中央社ニューヨーク14日総合外電報道)マスク氏の宇宙開発企業スペースX(SpaceX)が12日、米国株式市場に上場し、時価総額が一気に2兆ドルを超えた。これは現在の米国株「7大巨頭」のうち2社を上回る規模で、投資家の間で「7大巨頭」という呼称がまだ通用するのか、またどのような名称に変えるべきかが議論になっている。

ロイター通信の報道によると、「7大巨頭(マジェスティックセブン)」という呼び名は、米国銀行(Bank of America)のグローバルリサーチ部門首席投資戦略官であるマイケル・ハーネット氏が2023年末に提唱したもので、アップル(Apple)、Googleの親会社アルファベット(Alphabet)、マイクロソフト(Microsoft)、アマゾン(Amazon)、フェイスブックの親会社メタ(Meta)、エヌビディア(Nvidia)、そしてマスク氏が率いる電気自動車大手テスラ(Tesla)の7社を指している。

一方、今週のスペースXの新規株式公開(IPO)は、米国史上最大規模となり、時価総額はテスラやメタを一気に上回った。Futurum Equitiesの最高市場戦略官であるシェイ・ボロール氏は、「これでは『7大巨頭』という呼び名を続けるのは難しい。なぜなら、世界で最も重要な企業の一つが除外されてしまうからだ」と指摘している。

アナリストらは、人工知能(AI)チャットボットの主要開発企業であるOpenAIやAnthropicも上場準備を進め、時価総額1兆ドルクラブへの入り込みを狙っていることから、米国株の大手グループの名称は近い将来、また変更が必要になるだろうと述べている。

ネット上では、さまざまな創造的な呼び名の提案が出ている。ソーシャルメディアX上では、「MANGOS(マングース)」という案が人気を集めている。ある説では、Mはメタ(Meta)、AはAnthropic、Nはエヌビディア(Nvidia)、GはGoogle、OはOpenAI、SはSpaceXを意味する。別の説では、Aが現在の米国株時価総額第3位のアップル(Apple)を指すという。

英国の資産運用会社BRIウェルスマネジメント(BRI Wealth Management)のCEO、ダン・ボードマン=ウェストン氏は、「マグナ・アトムズ(Magna Atoms)」という名称を提案している。これは「7大巨頭」にSpaceX、OpenAI、Anthropicを加えたものだ。

実際、こうしたラベルは過去にも何度か変化している。「7大巨頭」の前には「FANG」があり、フェイスブック、アマゾン、Netflix、Googleを指していた。その後、アップルが加わって「FAANG」となった。こうした名称の変化は、米国株式市場で異なる時期に主導的な役割を果たす企業の移り変わりを反映している。(編集:張正芊)1150614

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  • 出典:中央社 CNA
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