音楽イベント「S2O Taiwan潑水音楽祭」が昨日、台北の大佳河浜公園で開催された。民進党所属の台北市議会議員・何孟樺は本日、2年連続で重低音による騒音被害が発生していると指摘し、「コンサート経済」の発展が近隣住民の生活を犠牲にしてはならないとし、台北市政府に有効な解決策の提示を呼びかけた。
何孟樺議員は報道資料を通じて、S2O潑水音楽祭は多くの若者を惹きつける人気イベントである一方で、6キロ離れた内湖地区の住民が一晩中「ドンチドンチ」という重低音に悩まされていると説明した。
彼女によると、昨夜6時頃から住民から苦情が寄せられ、低音が地形に沿って大湖山荘一帯まで伝播し、一晩中途切れることなく響いており、「心臓が一緒に跳ねるようだ」との声も上がっているという。台北市環境保護局は昨夜7時頃に現地で騒音を測定し、77.4デシベルを記録。第4種地域の夜間基準値72デシベルを超えていたため、改善を要請したが、午後8時になっても重低音は続いていた。
何議員のスタッフが昨夜9時頃、大湖山荘に実際に赴き確認したところ、確かに低音が明瞭に聞こえ、住民の安寧が著しく損なわれている状況が確認された。
昨年も同様の問題が発生し、東湖地区まで音が届いた。当時、何議員は台北市に専門家と業者による共鳴・反響の低減策の検討や、重低音使用のガイドライン策定を提案したが、水利処は音響空間の研究を行わず、業者に「騒音防止計画」の提出を求めるにとどまった。
今年も同じ問題が再発したことで、何議員は市の対策が無効であると断じた。彼女は、特色ある音楽イベントの開催は台北市長・蒋万安の政策目標の一つであると認めた上で、河浜公園でのコンサート開催に反対するものではないが、「コンサート経済」が「隣を犠牲にする」形であってはならないと強調。大型イベントと地域住民の共存を実現するため、台北市が真に有効な解決策を示すよう改めて要請した。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
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