ロシアのウクライナ侵攻に関する重点ニュース
中央速報
(中央社華沙14日総合外電報道)ここ数か月、ロシアはウクライナ各地の町に対して爆撃を強化しているが、戦場における攻勢は減速している兆しが見られる。ロシア国防省がウクライナの村や町を制圧したと発表する回数は以前ほど頻繁ではなくなり、ウクライナ軍は一部の地域で陣地を奪還している。
AFP通信によると、ロシアによるウクライナ全面侵攻から4年以上が経過する中、ワシントンのシンクタンク「戦争研究所」(Institute for the Study of War, ISW)は今月、ウクライナ軍が2024年の春から夏にかけてのロシア軍の攻勢を「ほぼ阻止した」とする報告を発表した。
AFPは戦争研究所のデータを分析し、4月と5月にロシア軍がウクライナで失った地域は獲得した地域を上回ったと指摘。この変化は戦局を根本的に変えるものではないが、ロシア軍がますます困難に直面していることを示している。
ロシアの軍事専門家アレクサンドル・フランチヒン氏はAFPに対し、ロシア軍の前進速度は極めて遅く、軍の規模や装備の優位性があるにもかかわらず、ドローンの戦場投入により前線には「死の地帯」が形成されていると語った。彼は「ウクライナ軍の資源が『枯渇』しない限り、ロシア軍の前進速度が大幅に加速することは期待できない」と述べた。
ロシアは前線全体での大規模な攻勢を避け、ドネツク州にある旧工業都市コスティアントィニウカ(Kostyantynivka)といった戦略的要所の掌握に兵力を集中している。
一方、ウクライナ軍は長期にわたる徴兵難に直面しており、大規模な反攻作戦を展開するだけの資源も不足している。
ウクライナのアナリスト、ミコラ・ビエリエスコフ氏はAFPに、キエフの現時点での主な目標は「ロシアを交渉の場に着かせること」だと語った。「我が方にとって状況の悪化は止まったと断言できる」とも述べた。
戦線が膠着する中、ロシアとウクライナは遠隔攻撃を強化している。ロシアはウクライナに対して「体系的」な攻撃を宣言し、無人機とミサイルの発射数を過去最高レベルまで引き上げている。
専門家らは、ウクライナもほぼ毎週、ロシアの石油インフラを攻撃しており、占領地域におけるロシア軍の補給路に対してもドローンで攻撃を強化していると指摘する。
しかし、戦争の影響範囲が戦場の外にまで及ぶにつれ、最も苦しんでいるのは民間人である。国連(UN)は8日、現在の戦況が戦争開始以来、最も致命的な段階に達していると発表した。(翻訳:張正芊)1150614
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース