中央社報道
(中央社記者 黄麗芸 台北14日電)台北市長の蒋万安氏がシンガポールを訪問し、世界都市サミットに参加して受賞式に出席しました。民進党の台北市長候補である沈伯洋氏は本日、受賞は都市の名誉であるとしつつも、交通、食品安全、ネズミ問題など、市民がここ数週間関心を持つ課題にも真摯に向き合うべきだと述べました。
沈伯洋氏は本日、大稻埕碼頭で行われた祭江儀式に出席した際、報道陣から、蒋万安市長が市政に専念するという一方で、なぜシンガポールに渡って李光耀世界都市賞特別賞を受け取るのかと質問されました。
沈伯洋氏は、台北市の受賞は確かに都市の名誉であると述べたうえで、ここ数週間、市民が関心を持つネズミ問題や密室脱出施設、市場の再開発、交通網、登山道との接続など、いくつかの問題を隠してはならないと強調しました。
彼は、受賞は市民や公務員、そして歴代市長たちの政策の積み重ねによる成果であるとしつつも、現在の課題にも目を向けるべきだと考えていると語りました。台北市がさらに良くなっていくためには、これらの問題に真正面から取り組む必要があると述べました。
沈伯洋氏は、都市賞にはさまざまな種類があると指摘。李光耀世界都市賞特別賞は特別な賞であり、台北市が特に優れていると感じられる点に注目していると説明しました。例えば、毎週新鮮な牛乳を配布する取り組みや、陳水扁市長時代の「ごみ不落地」、馬英九市長時代の「随袋徵收」、柯文哲市長時代の各区への公園や運動センターの設置など、歴代市長の政策が積み重なった結果が、世界から台北市を見たときの姿だと述べました。
しかし沈伯洋氏は、台北市の交通にはまだ多くの改善の余地があると指摘。さらに食品安全やネズミ問題などの環境課題も無視できないと述べました。これらの現状は、賞の審査対象にはならないが、審査側が注目するのは、どのような革新的な解決策を提示できるかであると語りました。彼は、これらの問題に対して各国が取り組んでいる創造的な解決策を導入できれば、将来の国際都市賞でもさらに前進できるだろうと述べました。台北市が持つ科学技術力やガバナンス能力をどう活かして現状の問題を解決できるかが、市民の関心の中心であると強調しました。
報道陣が、台北映画祭がイラン映画『ハーモニカ』のタイトルを『換我吹了沒』(今度は私が吹く番?)と翻訳したことで、国際的な映画監督たちから抗議が寄せられ、物議を醸していることについてどう思うかと尋ねました。沈伯洋氏は、翻訳には「信・達・雅」(原文に忠実・読みやすく・表現が優雅)が求められると述べました。今回の訳は「信」と「雅」の両面で不足しており、個々の翻訳者のスタイルはあるものの、正確さは重視されるべきだと指摘しました。議論がある場合は、原題を維持するか、より平易な直訳に変更する方が望ましいと述べました。
沈伯洋氏は、これは台北市政府にとって簡単に改善できる問題であり、大きな問題にはならないとし、原著に忠実に改善すればよいと結論づけました。(編集:呉素柔)1150614
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