中央社報道

(中央社記者 余曉涵 台北14日電)旅行業者によると、過去3年間のデータで、スポーツツーリズム関連の検索件数が65%増加し、スポーツイベント関連商品の年間成長率は約40%に達した。これにより、ますます多くの旅行者が試合のスケジュールをもとに旅行計画を立てていることが明らかになった。

スポーツツーリズムは新たな旅行トレンドとなりつつある。今年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選が東京で開催された際、多くの台湾ファンが東京へ渡航し、東京ドームをまるで台北の大巨蛋のようなホームスタジアムとして盛り上げた。

旅行プラットフォームKKdayは先日発表したプレスリリースで、過去3年間におけるスポーツツーリズム関連の検索が65%増加し、スポーツイベント関連商品は年平均で約40%成長、海外スポーツイベントのチケット販売は3倍以上に拡大したと明らかにした。これらの数字は、台湾およびアジア太平洋地域の旅行者が、試合日程を旅行計画の出発点として重視するようになっていることを示している。

KKdayのデータによると、チケット購入者の5割以上が試合前後2~5日間の都市観光を追加で予約しており、宿泊、飲食、観光スポットへの連鎖消費が生まれている。また、スポーツツーリズムの利用層はコアなファンから一般旅行者へと広がっており、没入型体験を求める旅行者の割合が増加。市場の浸透率は加速的に拡大している。

KKdayグローバルマーケティング総責任者の陳葦如(チェン・ウェイジュ)氏は、台湾の旅行者の行動に顕著な変化が見られると指摘。F1、MLB、NBA、日本プロ野球などのスポーツイベントを旅行の中心に据え、宿泊や都市探訪を組み合わせる消費者が増えていると述べた。

陳氏は、若年層の参加率が上昇しており、個人や少人数グループによる観戦旅行が増えていると説明。中には年間で複数回の海外スポーツイベント旅行を計画する旅行者も現れ、スポーツツーリズムが日常的・生活化していることを示していると語った。

また、Club Medも近年、「スポーツ」「交流」「生活体験」を組み合わせた「スポーツツーリズム(Sport Tourism)」が急速に成長しており、世界的な高成長トレンドの一つであると分析。このため、PICKLE DAY SOCIAL CLUB(ピクルデイソーシャルクラブ)と提携し、夏季限定のコラボイベントを実施している。

一方、礁溪老爺ホテルはスポーツツーリズムとファミリー体験のトレンドに着目し、「GOAL!老爺夏のスポーツフィールド」、メキシコ・アメリカ料理フェア、および「読書と旅2.0」シリーズイベントを展開している。同ホテルによると、今年の「読書と旅」初回では文化評論家の詹偉雄(ジャン・ウェイシオン)氏を招き、ワールドカップを題材に競技精神と集団感情について探求。その後も侯季然、駱以軍、野島剛、曾文誠、馬世芳、劉克襄、工頭堅、葉美瑤、焦元溥といった各分野の作家が順次登壇する予定だ。(編集:李淑華)1150614

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:調査
  • 関連組織:KKday / Club Med
  • 製品・サービス:スポーツツーリズム商品 / 観戦チケット+宿泊パッケージ