日経新聞(Nikkei Shinbun)は本日、日本が今夏、グリーンランドを訪問してレアアースの採掘可能性を評価するための代表団を派遣する予定であると報じた。
訪問団には経済産業省の官僚、貿易会社、そして日本金属・エネルギー安全保障機構(JOGMEC)の関係者が含まれる。現地では、グリーンランドの自治政府当局者と会談を行い、資源開発の可能性について協議する予定だ。
グリーンランドはデンマークの自治領であり、戦略的に重要な位置にあり、豊富なレアアース資源を有していることから、近年、国際的な注目を集めている。2025年1月、米国ホワイトハウスはトランプ前大統領がグリーンランドの取得を検討していると発表し、NATO諸国を中心に欧州で警戒感が高まった。現在、こうした動きは外交的な対話に移行している。
レアアースは電気自動車、風力タービン、スマートフォンなど、現代の高技術産業に不可欠な素材である。中国は現在、世界の約70%のレアアースを生産しており、過去に輸出制限を実施したことがあるため、日本をはじめとする多くの国が供給の多角化を急いでいる。
日本は中国への依存を減らすため、新たな供給源の開拓を進めている。昨年末、欧州連合(EU)は日本に対して、グリーンランドのレアアース資源を共同で開発する意向を示しており、日欧の戦略的協力が進んでいる。
今回の代表団訪問は、こうした国際的な資源戦略の一環として位置づけられており、将来的な安定供給体制の構築に向けた重要な一歩と見なされている。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 関連組織:日本金属・エネルギー安全保障機構
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