第28回上海国際映画祭が6月12日に開幕しました。日中関係の悪化を受けて、今年の映画祭では日本最新映画を紹介する「日本映画週」が設けられず、日本映画の上映や日系評委の招聘も行われませんでした。
共同通信の報道によると、上海映画祭ではこれまで多数の日本映画やアニメ作品が上映されてきました。たとえば2025年の映画祭では、人気アニメ『新世紀福音戦士』の30周年を記念して特別上映が行われました。また、日本俳優・小田切讓が主演した『夏の砂の上』は評審委員会大賞を受賞しています。
映画祭関係者の一人は、「日本作品が好きで、見られないのは残念だ」と語りました。
日本首相の高市早苗氏が昨年11月に「台湾有事」と発言したことを受け、北京側は不満を表明。経済、軍事、人的交流など多方面で反発措置を取っており、観光業も影響を受けています。
香港01の報道によると、「日本映画週」は2006年からほぼ毎年、北京や上海の映画祭と連動して中国で開催されてきました。一方で、日本側も東京国際映画祭などの期間中に「中国映画週」を継続して開催してきました。
また、今年は中国共産党創立105年にあたるため、上海映画祭では「大好河山」と題する特別展映ユニットが企画され、6月に多数の中国主旋律映画(いわゆる「赤色映画」)が上映されています。
第28回上海国際映画祭は6月12日から21日まで開催されます。今回の映画祭では、上海および長江デルタ地域の5都市にある50以上の劇場で、77か国・地域から420本以上の作品が約1600回にわたり上映されます。
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- 出典:中央社 CNA
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