(中央社ニューヨーク13日総合外電報道)FIFAワールドカップの祝祭ムードが今日、ニューヨーク市を包んでいるが、それ以上にニューヨーカーたちの関心を強く引きつけているのが、ニューヨーク・ニックスによるNBA優勝争いの熱狂である。サッカーの国際大会は、地元バスケットボールチームの歴史的瞬間に比べて、やや影が薄れている状況だ。

アフロ社の報道によると、5度のワールドカップ優勝を誇るブラジル代表とモロッコ代表の2026年大会初戦は、ニックスとサンアントニオ・スパーズのNBAファイナル対決の話題に完全にかき消された。

36歳のロドリゲス(David Rodriguez)は、ニックスのホームアリーナであるマディソン・スクエア・ガーデン近くのラザフォード・バー(The Rutherford)でサッカーの中継を観ながら、「私はサッカーファンではないので、今日はもちろんすべての関心がニックスに集中しています。ただ、ワールドカップ自体は本当にクールですね」と語った。

一方で、何万人ものサッカーファンが隣接するペンステーション(Penn Station)へと殺到し、メットライフ・スタジアム(MetLife Stadium)へ向かう列車に乗り込んでいる。

37歳のウォード(Morten Vold)は、ブラジル代表の黄緑のユニフォームを身にまとい、駅に向かっていた。現場には多数の警察と軍関係者が配置されており、彼はワールドカップの大量来場者に対応する当局の準備に感謝を示した。

ノルウェー・ベルゲン出身のウォードは、「ニューヨークの交通アプリには動画による乗車案内まで用意されていて、とても親切です」と話した。しかし、「往復98ドル(約3100新台湾ドル)のチケット代は、普段の料金と比べて本当に高すぎる」と不満を漏らした。

マンハットンの一部地域を除き、ワールドカップの熱気は限定的である。それとは対照的に、ニューヨーク市全体がニックスのオレンジと青の波に包まれている。ニックスが今夜テキサスで勝利を収めれば、実に53年ぶりのNBA優勝を達成する。

ラザフォード・バーのマネージャー、マクナマラ(David McNamara)は、「ニックスの試合が終われば、またサッカーに注目が戻るでしょう」と語り、本日中に2試合のワールドカップ中継を予定していると明かした。

数千人のニックスファンがこのエリアに集まり、チームを応援するために一丸となっている。現在、ニックスはファイナルシリーズで3勝1敗とリードし、優勝まであと1勝と迫っている。(編集:陳昱婷)1150614

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  • 出典:中央社 CNA
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