ロシアのウクライナ侵攻に関する重点ニュース
中央メッセージ
(中央社ロンドン14日総合外電報道)英国国防省は、武装部隊が本日、英吉利海峡を通過しようとしていたロシアの影の艦隊に属する油槽船を阻止したと発表した。
ロイター通信の報道によると、国防省の声明では、英国海軍の突撃隊員と国家犯罪撲滅局(NCA)の専門訓練を受けた法執行官が、SMYRTOSと名付けられたこの船舶に乗り込んだと述べられている。
声明によれば、調査が終了するまで、この船は英国南部沿岸付近で拘束され、監視下に置かれるという。
声明はまた、英国の領海内で行われた法執行活動は、国内法および国際法に基づいて実施されていると補足している。
英国のスターマー首相(Keir Starmer)は、今回の阻止作戦を命じたと表明している。
彼はソーシャルメディアX上で「今回の成功した作戦は、ロシアに対する新たな打撃であり、プーチン大統領(Vladimir Putin)がウクライナで行っている戦争を支援しようとする者たちへの警告だ。私たちは決して見逃さない」と投稿した。
ロシアは、2022年にウクライナに対して全面侵攻したことにより、欧州連合(EU)、米国、および主要七か国(G7)から制裁を課されている。これに対応する形で、所有権が不明確な老朽化した油槽船で構成される「影の艦隊」を構築しているとされている。
専門家の指摘や欧州議会の資料によれば、この影の艦隊は、船舶の所有権を隠蔽し、船舶を管理する会社をロシア国外に設立し、便宜上船籍を置く「便宜船旗」や、場合によっては偽の船旗を掲げることで、制裁を回避しているという。
さらに、こうした船舶の多くが船舶自動識別装置(AIS)をオフにし、海上で「不可視」となって、船対船によるロシア産原油の積み替えを行っていることが確認されている。
こうした船舶の多くはすでに老朽化が進んでおり、これが没収されたり、油流出事故で損失が出たりしても、船主にとってはそれほど大きな損害とはならないという(翻訳:楊昭彦)1150614
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FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:海上法執行サービス / 制裁監視インテリジェンス