各級学校の卒業シーズンを迎え、台中市で小黃公車を運転する黃金標さんは、最近、太平区黃竹國小の卒業生から感謝カードを受け取りました。毎日の上下学の安全な送迎に感謝するこのカードに、黃金標さんは「この感謝カードが、私にとって最も貴重な賞状です」と感動を語りました。
黃竹國小の卒業生たちはカードに、「運転手のおにいさん、毎日私たちを学校まで安全に送ってくれてありがとう。あなたたちがいてくれて本当に良かったです。卒業しますが、台中市政府交通局のみなさんにも感謝します。どうか皆さんの運転が安全で、健康でありますように」と綴りました。
台中市政府交通局は、現在全市で26路線の小黃公車を運行しており、68の小中学校・高校に通う学生たちを支援しています。これにより、公共交通が行き届きにくい過疎地域の交通課題を補完し、保護者にとって安心で、学生にとって便利な通学手段となっています。
交通局長の葉昭甫氏は、「小黃公車は、従来のバスではカバーできない過疎地域に柔軟に対応しています。利用者の55歳以上が54%、20歳以下の学生が26%と多く、これまでに114年度末までに累計36万回以上の運行で、約32万人を輸送しました。サービス満足度は90%に達しています。タクシーを活用することで、機動的かつ地域密着型の運行が可能になっています」と説明しました。
黃金標さんはもともと一般のタクシー運転手でしたが、小黃公車に参加してからは、主に学生や過疎地域の住民を送迎するようになりました。長年のやり取りで、利用者とは「乗客」ではなく「友人」のような関係に。送迎の最優先は「安全」であり、生徒が登校しない日には「欠席したのか」「体調が悪いのか」と気にかけるほどです。子どもたちが中学校に進学するのを「うれしい」と同時に「さみしい」と語り、「これからも小黃公車のサービスに貢献し続けたい」と決意を述べました。
黃竹國小の保護者会は、「学校の規模が小さいため、登山や鉄道の旅、環境学習など、体験型の授業を積極的に取り入れています。今年は11人の卒業生のうち6人が小黃公車を利用しており、双子のペアが2組います。無料で利用できる小黃公車は、単なる交通手段ではなく、過疎地域の子どもたちの学びの夢や成長の記憶を運ぶ存在です」と話しました。(編集:陳清芳)
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- 出典:中央社 CNA
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