(中央社記者 張欣瑜 舊金山12日專電)SpaceX社が本日正式に上場した。ダウ・ジョーンズ傘下の「バロン・ウィークリー」(Barron's)は、今後のSpaceX株価の動きが、高リスクなテクノロジー資産に対する市場の受け入れ能力に影響を与えると指摘。同時に、AI関連のストーリー展開やテック株全体の信頼感にも波及すると分析している。特に、スターシップ(Starship)ロケットの試験飛行の成否が大きな注目点となる見通しだ。

スペースX(Space Exploration Technologies Corp.)の上場により、時価総額は2兆ドルを突破した。ダウ・ジョーンズ・マーケット・データ(Dow Jones Market Data)とFactSetの試算によると、SpaceXは米国で6番目に大きな上場企業となり、NVIDIA、Alphabet、Apple、Microsoft、Amazonに次ぐ規模となった。

「バロン・ウィークリー」は、今後の株価変動要因として、ナスダック100指数への採用に伴うインデックスファンドによる受動的買い、初の四半期決算発表、および段階的な株式解放を挙げている。また、市場では多数のアナリストによる格付けや目標株価が発表されると予想され、「多空の見方の分かれは、かつてのテスラ(Tesla)のように極めて大きくなるだろう」と指摘している。特に、スターシップロケットの今後のテスト結果が最大の注目点になると強調している。

SpaceXが開発するスターシップロケットは、IPO前に重要な進展を遂げたが、技術的リスクは完全には解消されていない。

5月22日、最新版のスターシップロケットが無事に打ち上げられ、インド洋へのスプラッシュダウンに成功した。上段と分離した「スーパー・ヘビー」(Super Heavy)ブースターは、予定通り分離したものの、制御不能に陥り、急速に地球に墜落。メキシコ湾の水域に落下し、帰還に失敗した。

「バロン・ウィークリー」は、SpaceXの低コストなファルコン9(Falcon 9)ロケットと比較して、スターシップは軌道到達コストを90%削減できると指摘。この低コストが、さまざまな宇宙応用サービスの実現を可能にする鍵になると分析している。

分析によれば、SpaceXの上場初日には他の銘柄に明らかな売り圧力は発生しなかったが、今後の株価推移の方が重要だとされる。これは、投資家が高リスク・高評価・高ストーリー性の資産を引き続き受け入れるかどうかを測る「ストレステスト」となる可能性があり、今後のAnthropicやOpenAIといったAI新興企業の上場(IPO)に対する市場の信頼感にも影響を与えると見られている。(編集:田瑞華)1150613

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
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  • 製品・サービス:スターシップロケット / ファルコン9