(中央社記者 蘇志畬 台北13日電)中華職棒統一7-ELEVEn獅隊野手陳傑憲が今日、打撃の調子を完全に掴み、全試合で5打数5安打を記録し、自身のキャリア最高記録を更新した。9回表に6本目の安打を狙えるチャンスが訪れると、彼は笑いながら「小黑、頑張れ」と心の中で叫んだと語った。これは、次の打者であるチームメートの邱智呈が塁に出ることで、自身が再び打席に立てる可能性があるためだ。

この日、統一7-ELEVEn獅は味全龍を6対1で破った。陳傑憲は前半4打席で連続安打を放ち、8回には単独5本目の安打を記録し、チームに1点をもたらした。これにより、従来の単試合4安打という自己記録を更新した。試合後の共同取材で、陳傑憲は「打球がフェアゾーンに落ちた後で、初めて記録のことを思い出しました」と語った。

9回表、2アウトの場面で第1番手「小黑」こと邱智呈が打席に立った。2番手として待機していた陳傑憲は、自身が6打席目を迎えることを強く期待し、「心の中でずっと『小黑、頑張れ』と応援していました。6安打を打ったことがないからです」と正直に話した。しかし、邱智呈は三振に倒れ、チャンスは消えた。陳傑憲は「彼もきっと出塁したかったはず。ただ、運が味方しなかったですね」と語った。

陳傑憲は最近の打撃調子について、「正直、あまり良くないと思っていました」と振り返る。しかし、雨天による試合延期が調整の時間となり、「そのおかげで少し立て直せた」と話した。続けて、「野球はチームスポーツです。5本の安打を打っても、チームが負けたら意味がありません。今日の私は1点しか挙げられませんでした。走者がいるときに安打を打てたなら、もっと価値があったと思います」と、個人成績よりもチーム貢献を重視する姿勢を示した。

また、前半4回までの攻撃で得点に結びつかなかった点について、陳傑憲は「得点圏での打撃が課題でした。でも、コーチ陣が積極的に選手をサポートしてくれています」と語った。そして、「今日はチャンスはたくさんありました。ただ、それを活かせなかっただけです。でも、決定的な局面で攻撃がつながったのは良かった。この良い感触を、今後も覚えておいてほしい」と、前向きなメッセージを発信した。(編集:陳仁華)1150613

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