今年はアメリカ合衆国が建国されてから250周年にあたります。駐米代表処は北米台湾商会聯合総会と連携し、先日ワシントンD.C.のケネディ芸術センターにて「米台パートナーシップ酒会」を開催しました。このイベントは、米国の誕生を祝うとともに、台湾の直接選挙制度導入30周年を記念するもので、約1000人の政界・産業界・学術界関係者が一堂に会して祝賀しました。
酒会で駐米代表の俞大㵢氏は、米国と台湾が民主主義という共通の価値を共有しており、それが両者の強固なパートナーシップの基盤になっていると強調しました。また、台湾海峡を挟んで中国との意見の相違がある中で、こうした価値の共有が重要であると述べました。
来賓としてアラスカ州のマイク・ダンリービー州知事が登壇し、アラスカは地理的にアメリカ本土で台湾に最も近い州であり、実質的な協力関係を築いていると語りました。特に、大型天然ガス開発プロジェクトを通じて台湾にエネルギーを供給する計画を推進しており、現在もその進展を続けていると説明しました。
ダンリービー知事は、2023年に台湾がアラスカ産天然ガスを年間最大600万トン調達する契約を検討していることを改めて確認しました。台湾中油公司(CPC)によれば、現在アメリカからの天然ガス輸入は全体の10%ですが、アラスカ案件が実現すれば2032年以降に33%まで上昇する見込みです。
また、ダンリービー知事は、米国と台湾は政府の仕組みや自由への希求、経済活動の在り方など、多くの共通点を持っていると指摘。「違いよりも共通点の方がはるかに多い」と述べ、両地域の友好関係を称えました。
この酒会はケネディ芸術センターから、同年7月4日までの期間で最大規模のイベントであると認定されています。米国在台協会(AIT)ワシントン本部の執行理事リン・イングリッド氏、僑務委員会の徐佳青委員長なども出席し、米台関係の強化を象徴する国際的な交流の場となりました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:イベント
- 関連組織:アメリカ在台協会(AIT)
- 製品・サービス:天然ガス供給 / 国際交流イベント