(中央社台北13日電)共同通信によると、日本自由民主党の前総裁であり、前衆議院議長の河野洋平氏が8日、すい臓がんのため亡くなったことを受け、河野氏が会長を務める日本国際貿易促進会が今月21日に予定していた中国訪問が変更となった。中国側が指導者との面会調整が困難であると通知したため、同協会代表団は北京訪問を延期することを決定した。
報道によれば、日中関係が長期にわたり冷え込む中、日本側は中国から「老朋友」として尊重される河野氏の存在や経済分野での対話を通じて、関係改善の突破口を探ろうとしていた。しかし、その象徴的な人物の死去により、その見通しは不透明となった。
代表団はもともと、22日から26日に北京で開催される「中国国際サプライチェーン促進博覧会」に合わせて訪中する予定だった。日中経済協力の重要性を再確認するとともに、中国が日本に対して課しているキーミネラルの輸出規制の緩和を求めることも目的としていたが、主要な日程調整が難航しているという。
日本国際貿易促進会は、対中経済交流の窓口として長年活動しており、毎年のように訪中団を組織し、中国指導部との会談を実現している。前回は昨年6月に、李強国務院総理との会談が実現した。
一方、昨年秋に日本の高市早苗首相が国会で「台湾有事」に関する発言をしたことを中国が強く批判したことを契機に、政府間の閣僚級対話に加え、経済界や文化分野での交流も停滞している状況にある。
河野洋平氏の死去に対して、中国全国人民代表大会常務委員会の趙楽際委員長は遺族に弔電を送り、「河野氏は中国人民の老朋友であり、長年にわたり日中友好事業に尽力された」と称賛した。また、「河野氏の遺志が継承され、日中関係が正常な軌道に戻るよう前向きに作用することを望む」と述べた。(編集:朱建陵/周慧盈)1150613
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