中央社東京13日綜合外電報導。石川県志賀町の海岸に巨大なパイプが漂着し、その表面には中国企業の名称が記載されていましたが、所有者や出所は現時点では不明です。石川県は、このパイプの撤去作業を6月15日から開始すると発表しました。

共同通信によると、このパイプは全長約150メートル、重量は推定300トン、最大直径は約2メートルあり、浚渫(しゅんせつ)作業に使用される可能性が高いとされています。

石川県によれば、昨年12月17日に志賀町から「海上にパイプらしき物体が漂っている」との通報がありました。その後、漂流物が海岸に到達したため、安全確保と環境保護の観点から撤去が決定されました。

NHKの報道によると、撤去作業ではパイプを切断してから専用車両で運搬し、産業廃棄物処理場で処分する予定です。作業は天候や海象の影響を受けるものの、今年の秋ごろまでには完了する見込みです。

石川県は、今回の撤去にかかる費用を約5000万円と試算しています。現時点では出所が特定できていないため、費用の負担主体は未定ですが、公共の安全を最優先に作業を進めると説明しています。

このパイプがどのようにして海上に流出したのか、またどの企業や船舶が関与しているのかについては、今後の調査が待たれます。県は関係機関と連携し、出所の特定を進めるとともに、同様の漂流物が増加しないよう監視を強化する方針です。

海岸への大型漂流物の漂着は、環境への影響や漁業への支障のほか、観光への悪影響も懸念されます。県は今後、自治体や漁業協同組合と連携し、早期警戒体制の構築を検討しています。

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  • 出典:中央社 CNA
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