共同社の報道によると、韓国政府は『跨太平洋パートナーシップ協定』(TPP)への加入申請を基本決定し、今月下旬にも開かれる部長級会合で正式に発表する方向で調整を進めています。米国が脱退した後、TPPの拡大を推進する日本は、韓国の申請を支持する見込みです。
報道では、日韓の外交関係者によるとのこととしています。
韓国は東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、日本の水産物に対して輸入制限を課しており、これが加盟をめぐる未解決の問題となっています。
韓国政府は、事故後、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の8県の水産物の輸入を停止しています。日本側は、この制限の撤廃を加盟条件とはしないものの、水産物の輸入に関する実務者レベルの協議メカニズムを別途設けることで、制限撤廃の環境整備を進めたい考えです。
一方で、韓国政府関係者からは『水産物輸入再開に向けた協議が進展しない場合、日本は最終的に加盟に難色を示す可能性がある』との見方が示されています。
韓国のTPP加入については、1月に開かれた高市早苗首相と韓国の李在明大統領の会談でも話題となりました。高市首相は輸入制限の問題に言及し、科学的根拠に基づいた対応を確保するための対話を求めました。(編集:何宏儒)1150613
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース