中央社報道

(中央社記者 劉建邦 台北13日電)海巡署は、2隻の中国海警船が本日、グリーン島の東南東方60海里の海域に出現したと発表した。現場には艦艇を派遣して監視を実施しており、双方の距離はわずか2海里にまで接近した。この間、中国海警船が放送で挑発的な発言を行い、これに対し海巡署の艦艇は「互不隷属」と反論し、強硬に排除した。

海洋委員会海巡署が発表した報道資料によると、中国海警船「2304」と「2502」は、本日午前9時48分にグリーン島の東南東方60海里(制限水域外31海里)に出現した。海巡署は「巡護九号」を現場に派遣し、継続的に監視・対応している。双方の距離は2海里である。

海巡署によると、対峙中、中国海警船「2502」が放送を行い、「現在、中華人民共和国台湾周辺海域で法執行パトロール任務を実施している。いわゆる中華民国は存在せず、台湾は中華人民共和国の不可分な一部であり、台湾は中華人民共和国の一省である。中華人民共和国の承認なしに、ここでの法執行活動を行う権利はない」と発言した。

これに対し海巡署は、「巡護九号」から中・英語で厳正に放送し、反論した。「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属していない。ここは中華民国の専属経済水域であり、あなた方はこの海域で主権や管轄権を有しておらず、その行為は国際条約に違反している。直ちに退去せよ」と要求した。

海巡署によると、本日午後4時までに、2隻の中国海警船は蘭嶼の東方56海里の海域を南下し続けている。

海巡署は、国連海洋法条約および関連規定に基づき、台湾東部の専属経済水域において中華民国は主権的権利および管轄権を有しており、中華人民共和国はこの海域で主権や管轄権を有していないと強調した。

また、中国の公務船が他国の海域で放送を行い、民間船舶を妨害することは、航行の自由を損ない、国連海洋法条約に違反しており、地域の平和と安定を著しく損なっていると指摘した。

海巡署は、中国が最近、グレーゾーンでの侵入や認知作戦を通じて管轄権の錯覚を生み出していると分析。今後も連携した情報収集・監視体制を維持し、中国公務船の動向を注視するとともに、艦艇の適切な配備を進め、中国の『偽の法執行、真の権益拡大』を実力で抑止し、国家主権と海域の安全を確保していくとしている。(編集:陳仁華)1150613

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