(中央社ニューヨーク12日総合外電報道)史上最大規模の初公開株式(IPO)を実施した後、イーロン・マスク氏が率いる宇宙探査企業SpaceXの株価が、本日上場初日に大きく上昇した。この結果、マスク氏は世界で初めて純資産が1兆ドルを超える人物となり、改めて人類を火星へ導くというビジョンを表明した。
台北時間13日午前0時50分時点でのデータによると、SpaceXの株価は前日比25%以上上昇し、1株あたり約169.50ドルで推移している。
今回の注目を集めたIPOでは、調達額が750億ドルを超え、主幹事会社が追加で約8300万株の購入権を行使した場合、最大で860億ドル以上の資金調達が見込まれる。市場関係者は、この成功が今後数か月間にかけて人工知能(AI)企業の上場ラッシュを後押しすると予測している。
もともとロケット開発企業としてスタートしたSpaceXは、現在ではAI技術と衛星通信を統合したグローバル企業へと進化し、ナスダック証券取引所への上場を果たした。これにより、ここ数週間にわたる投資家の熱狂的な注目が頂点に達した形だ。
マスク氏はテキサス州の「スターベース(Starbase)」で開催されたイベントにて、「SpaceXは皆様を月へ、火星へ、そしてさらに遠い宇宙へと導くことを目指しています。この優れたチームとともに、その目標を実現できると確信しています」と語った。
米国規制当局に提出された文書によれば、SpaceXは1株135ドルで5億5500万株以上を発行し、企業評価額は約1.8兆ドルに達している。
本日の株価上昇により、SpaceXの時価総額は約2兆ドルに達し、米国企業の時価総額ランキングでトップ10入りを果たした。これにより、テスラ(Tesla)、Meta Platforms、ウォルマート(Walmart)を上回る規模となった。
SpaceXは2002年にマスク氏によって共同設立され、その後、大規模な衛星運用事業者へと成長。さらに、AI企業であるxAIやソーシャルメディアプラットフォームXをグループ内に統合している。
SpaceXは、AI分野の大手企業として初めて正式に公開市場に上場した企業であり、このことは業界における大きなマイルストーンである。
この上場成功により、マスク氏は世界一の富豪としての地位を不動のものにした。その財産規模は、他の億万長者たちを大きく引き離している。(編集:徐睿承)1150613
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FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:資金調達
- 関連組織:Tesla / Meta Platforms / Walmart
- 製品・サービス:Falconロケット / Starlink