(中央社記者 楊啓芳 ソウル11日専電)韓国の各機関は地方選挙の投票用紙不足事件の調査を続けており、中央選挙管理委員会の魏哲煥代理委員長は11日、実際にはソウル松坡区全体で約4万2000枚の投票用紙が残っていたにもかかわらず、適切に配分できなかったことは痛恨のミスだと述べた。
3日に行われた地方選挙では投票用紙不足が発生し、ソウル松坡区が最も深刻で、15の投票所で投票用紙が不足し、うち12の投票所では投票が一時中断された。
聯合ニュースによると、魏哲煥代理委員長はこの日の説明で、地方選挙の正式投票日の投票用紙印刷比率は50%で、これは松坡区の事前投票率23.3%を差し引いた数字であり、事前投票を考慮すると全体の印刷比率は73.3%となり、最終的な松坡区の投票率は65.8%だったと述べた。
魏哲煥氏は声明で、「松坡区の146の投票所に投票用紙を適切に配分できなかったことは、痛恨のミスだ」と述べた。同氏は、選管は正式投票日の投票用紙印刷比率の下限を50%に引き下げたが、各地域の状況と特性を考慮し、全国255の地方選管が実際の印刷比率を独自に決定できるようにしていると説明した。
印刷比率の下限を50%に設定した理由について、魏哲煥氏は、前回の選挙後に残った投票用紙が増加し、数百万枚の投票用紙の集計と保管が困難になり、紛失や盗難の懸念も生じたためだと指摘。「特に投票用紙を印刷しすぎると、選管は常に外部から選挙不正の疑いをかけられてきた」と述べた。
魏哲煥氏は「国民の参政権が損なわれたことに対し、改めて深くお詫び申し上げる。たった一人の投票権が侵害されることも決して許されないと深く認識しており、引き続き対応策を講じていく」と述べた。
選管はまた、投票用紙不足に抗議して1週間にわたり松坡区オリンピック公園ハンドボール競技場の入り口を封鎖しているデモ参加者に対し、開票関連物品の運搬を許可するよう呼びかけた。中央選管の姜東完(カン・ドンワン)代理事務総長は、「国民の皆様には、松坡区の開票所に保管されている開票関連物品が選管に円滑に運搬されるようご協力をお願いしたい」と述べた。
姜東完氏は、回収された開票関連物品は適切に保管され、現在進行中の調査及び今後行われる可能性のある国政調査に誠実に協力すると強調した。また、「ハンドボール競技場は公演やスポーツイベントなどが頻繁に行われる国民の文化空間であり、本来の機能を回復し、発揮させるべきだ」と述べた。(編集:張芷瑄)1150611
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- 出典:中央社 CNA
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