(中央社 台北11日電)文化部駐英國代表處文化組は、ロンドンのアート専門レジデンス機関である戴芬娜基金會(Delfina Foundation)と協力し、2020年から定期的に台湾のアーティストやキュレーターをロンドンに派遣する交流プログラムを実施しています。このたび、106名の応募者の中から、アーティストの蔡昱廷が選ばれました。
蔡昱廷は2025年6月22日から9月13日までイギリスに滞在し、レジデンス制作を行う予定です。彼は国立台北芸術大学でニューメディアアートの修士号を取得し、機械工学の学士号も持つ独立系アーティストです。彼の作品は自然、テクノロジー、歴史など様々な知識領域を融合し、インスタレーション、ビデオ、写真など多様なメディアを用います。
蔡昱廷は台湾で数多くの個展を開催しており、2024年の「不眠山」(関渡美術館)、2025年の「影像沙盒、母女」(金馬賓館当代美術館)、「哭喊、笑、浸濕身體、輕聲道別」(彰化県立美術館)、「家後」(洪健全基金会)などがあります。また、2024年のスペイン・マドリード国際動態映像芸術祭、2025年のオーストリア・リンツ電子芸術祭などの国際的な展覧会にも参加しています。
戴芬娜基金會は本日、文化部を通じて、蔡昱廷が申請計画の中で、近年研究を続けている「現代都市における信仰の実像、集合意識、地域の物語」に関する調査を継続し、伝統的な信仰や象徴物が現代の都市環境でどのように再解釈され、認識されるかを考察することを提案したと発表しました。具体的には、マスコット、儀式、パフォーマンスにおける神霊や精霊、集合的記憶の表現方法からインスピレーションを得るとしています。
文化部駐英國代表處文化組は、台湾のアーティストやキュレーターの国際的な活躍を支援するため、今後も様々なプログラムを推進していくと述べています。戴芬娜基金會の豊富な専門家ネットワークを通じて、選ばれたアーティストがレジデンス期間中に現代アートコミュニティとより多様な対話を開始し、国際的な人脈を構築し、今後のキュレーションのアイデアや素材を得て、研究成果を国内外の場に還元できるよう支援することを期待しています。(編集:龍柏安)
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- 出典:中央社 CNA
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