(中央社記者 呂佳蓉 台北11日電)八旗文化総編集長の富察(李延賀)氏は「附加刑」の関係で、出獄後も中国大陸による出国制限が続き、台湾に戻ることができない。陸委会副主委兼スポークスマンの梁文傑氏は、政府は同案の関連状況を把握しているが、家族の意見を尊重する必要があるため、同案について説明しないと述べた。同時に、中国共産党の統治下では出版・言論の自由の余地は全くないと批判した。

富察氏が中国大陸で既に刑期を終えて出獄したかどうか、またいつ出国して台湾に戻れるかについて、中国大陸の国務院台湾事務弁公室スポークスマンの張晗氏は昨日、同案を法律に従って処理し、当事者の合法的権益を保障するとのみ述べた。

梁文傑氏は本日、富察氏の案件について、家族の意見を尊重する必要があるため、同案について説明しないと強調した。しかし同時に、富察氏は台湾の出版社の総編集長として、出版した書籍は台湾でのみ出版され、中国大陸には入っていないが、中国共産党当局はこれらの書籍が国家転覆や分離感情を扇動するものとみなし、台湾の出版界に長腕管轄を及ぼしたことは極めて悪質だと述べた。

梁文傑氏は、国民は中国共産党の統治下では出版の自由や言論の自由の余地が全くないことを認識すべきだと指摘した。

富察氏は2023年3月21日に上海市国家安全機関に拘束された後、2025年2月、上海市第一中級人民法院の一審で「煽動分裂国家罪」により懲役3年、政治権利剥奪1年、没収個人財産人民元5万元(約新台湾ドル23万元)の判決を受けた。

八旗文化は中国史や世界史に関する多くの書籍を出版しており、その多くは伝統的な漢民族中心で大一統を強調する歴史観とは異なり、台湾の書籍市場に新たな視点をもたらしている。中国当局は説明していないが、これらの主流とは異なるイデオロギーが判決の理由である可能性がある。(編集:楊昇儒)1150611

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  • 出典:中央社 CNA
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