(中央社 洪學廣 高雄11日電)吳姓女性が高雄市内の壽司チェーン店で食事後、席を立ち階段を降りる際に足を踏み外して転倒、骨折したとして、業者に100万元の損害賠償を求めた訴訟で、高雄地方法院は監視カメラの映像を検証した結果、女性が後ろを振り返った際に不注意で足を踏み外したと認定し、女性の訴えを退けた。判決によると、事件は2022年8月8日夜、高雄・義享天地の壽司チェーン店で発生。女性は午後8時近くに食事を終え、席を立って客席エリアの階段を降りる際に足を踏み外して転倒。第2腰椎圧迫骨折、骨盤骨折、左手橈骨骨折などの重傷を負った。女性と家族は、店のテーブルと椅子が固定されており、客席と通路の間に著しい高低差があり、動線設計が不適切で転倒のリスクがあったと主張。女性は医療費や慰謝料など計100万元、家族4名も各10万元の慰謝料を求めた。審理で店側は、客席の高さは建築技術規則に適合し、各席には目立つ黄色の「段差注意」の警告表示と滑り止めが設置されていると反論。顧客は着席・離席時に安定した椅子を支えにでき、歩行の安全を妨げる状況はなく、転倒は女性自身の不注意によるものだと主張した。裁判官の調査では、客席エリアの段差は13.5センチで、建築技術規則の「18センチ以下」を遵守。段差の縁には黄色の警告テープと滑り止め板が貼られ、通路の床とは色が異なり、顧客が高低差に気づけるようになっていた。監視カメラの映像では、同行の家族は全員無事に客席エリアを降りていたのに対し、女性は一旦段差の端まで移動した後、自ら振り返って客席内側に忘れ物がないか確認し、その後に足を踏み外して転落したことが確認された。裁判官は、女性の転倒は移動中に前方の路面状況に注意を払わなかったことが原因であり、テーブルや椅子、段差の設置との因果関係はないと判断。女性と家族の請求を全て棄却した。控訴は可能。(編集:張銘坤)
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- 出典:中央社 CNA
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