WBCボクシングクラシック特別報道
中央速報
(中央社東京11日総合外電報道)「幻影の右手」の異名で知られ、鋭いジャブから繰り出される右ストレートのコンビネーションでボクシング界に君臨した日本の元プロボクサー世界王者・葛飾石松(ガッツ石松)が、6月2日、肺炎のため東京の病院で死去した。享年76歳。
NHKおよび『日刊スポーツ』の報道によると、葛飾石松は栃木県出身。本名は鈴木有二(すずき ゆうじ)。1966年にプロボクサーとしてデビュー。1974年4月、3度目の世界王座挑戦で、当時のメキシコ王者ロドリゴ・ガト・ゴンサレス(Rodolfo Gato Gonzalez)を破り、WBC世界ライト級王者の座を獲得した。
彼の武器は、左ジャブから瞬時に繋がる隠れた右ストレート。この「幻影の右手」と称される技で、5度の王座防衛に成功し、日本ボクシング界の黄金時代を築いた。1978年、現役を引退した。
引退後は俳優・タレントとして第二の人生を歩み、NHKの朝の連続テレビ小説『おしん』をはじめ、多数のテレビドラマや映画に出演。バラエティ番組でも「OK牧場!」などの名台詞で親しまれ、老若男女を問わず国民的愛されキャラクターとなった。
また、日本を代表するダークファンタジー漫画『ベルセルク』の作者・三浦建太郎は、主人公「ガッツ」の名を、葛飾石松へのオマージュとして命名した。その影響力は、スポーツの枠を超え、文化の一部として根付いている。
所属事務所によれば、葛飾石松は6月2日に東京都内の病院で肺炎のため静かにこの世を去った。伝説の拳士の生涯に幕が下りた。
(翻訳:黎婧/校正:張正芊)1150611
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