台北捷運信義線東延段の6月末通車を目指して、台北市交通局が昨日、交通部へ履勘申請を行ったが、消防認可書類をまだ取得していないとして却下された。台北市捷運局は、消防検査の結果に基づく改善を進めているとしており、初勘の結論に従い、通車前に必ず書類を取得する方針を示している。
信義線東延段は象山駅の尾軌から東へ、信義路六段を経て広慈博愛園区まで延伸し、「広慈/奉天宮駅」という終点駅を新設する。全長は約1.4キロメートルで、2016年10月に着工した。
台北市交通局は5月に初勘を実施し合格と判断したが、消防検査を含む4項目の改善が求められ、6月上旬に履勘申請を行う予定としていた。通車許可を得られれば、6月末の通車を目指すとしていた。
報道によると、台北市政府は通車を急ぐあまり、駅や尾軌が消防検査に未通過であり、路面工事も未完了の状態で、「大衆捷運系統履勘作業要点」に定められた改善事項を完了せずに履勘申請を要請したため、交通部から拒否された。
これに対し、台北市捷運工程局は報道を通じて、初勘の決議では「消防安全設備は履勘前に完工し、通車前に審査および現地確認の合格書類を取得すること」とされており、市はその決議に従って改善を完了したとしている。委員の確認を得た上で履勘申請を行っており、「通車を急いでいる」などという状況はないと説明している。
消防検査に関しては、5月27日に申請を提出し、6月4日に消防主管機関による現地検査が実施された。現在はその検査結果に基づく改善を進めている段階であり、初勘の決議を厳守し、営運開始前に消防認可書類を確実に取得するとしている。
また、初勘で指摘された駅前の人行道、自転車道、バス待合所などの不備については、すでに改善が完了している。その他の設備や路面復旧工事も通車までにすべて完了させる予定であり、旅客の出入り動線に影響は出ないとしている。
捷運局は、関連作業と履勘申請は並行して進められており、矛盾はないと強調。安全を最優先としつつ、市民に安全で快適な乗車環境を提供し、早期の営運開始を目指すことで、長年の市民の期待に応えるとしている。
台北市交通局の公共運輸処一般運輸科長、何毓婷氏は、昨日の履勘申請後、本日交通部から消防認可取得後の再申請を求める返答があったと説明。引き続き6月末通車を目標に手続きを進めるとしている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース