(中央社記者 張已亷 高雄11日電)2隻の中國公務船が初めて太平島の禁止水域に侵入した。海洋委員會海巡署は11日、ニュースリリースでこれを厳しく非難し、グレーゾーンでの挑発行為をエスカレートさせ、管轄権の偽裝を図り、國際法及び海洋法條約に違反し、國際秩序に挑戦するものだと述べた。

海巡署によると、南沙指揮部は午前7時25分頃、中國籍の「三沙執法301」及び「三沙2號」が併航して太平島水域に接近しているのを探知し、海巡南沙分隊の「CP-1039」艇及び「CP-1083」艇が対応に向かった。

海巡署は、海巡艇が距離0.1浬で併航監視及び拡聲による退去命令を実施したところ、2隻の中國公務船は午前8時28分頃に太平島北方3.2浬の制限水域に侵入し、午前8時31分頃には太平島北方2.1浬の禁止水域に進入したと説明した。

海巡署は、2隻の中國公務船は航行安全を無視し、航行中に2回にわたり大角度の針路変更を行ったが、海巡艇の退去命令により、午前8時43分頃に制限水域外に退去したと述べた。

海巡署は、これは中國公務船が初めて太平島の禁止水域に侵入した事例であり、約15分間にわたり、台灣の主権を挑発し、海巡艦艇と人員の安全を危険にさらすものだと述べた。

海巡署は、先日、中國公務船が台灣東部海域で「偽裝した法執行、實際は挑発」を行い、國際商船を不法に妨害したことに続き、今回再びグレーゾーンでの挑発をエスカレートさせ、管轄権の偽裝を図り、國際法及び海洋法條約に違反し、國際秩序に挑戦するものだと述べた。

海巡署は、中國が最近、東沙、台灣東部海域から太平島海域に至るまで、侵入・挑発の強度を高めていることに対し、海巡署は統合的な情報監視・偵察手段を活用し、國家の主権と海域の安全を守ると述べた。

海巡署は、中華民國と中華人民共和國は互いに隷屬せず、いかなる國も中華民國の主権を侵害することはできないと述べた。海巡署は海上で主権を守り、航行の自由を維持する。いかなる國でも、中華民國の水域で管轄権を主張するならば、海巡艦艇は一律に強制的に退去させると述べた。(編集:李明宗)1150611

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