(ワシントン9日総合外電)米国税関・国境警備局(CBP)のロドニー・スコット長官は本日、トランプ大統領が長年公約してきた南部国境の壁の建設を2027年末までに完了し、翌年には電子監視システムなどの関連施設を完成させる予定であると述べた。
AFP通信によると、スコット長官はワシントンの移民研究センターが主催したイベントで、補強された金属梁で構成されるこの障壁は、カリフォルニア州サンディエゴからメキシコ湾まで伸びる予定だが、壁の設置が不要と評価された一部地域は除外されると語った。「主要な国境の壁は2027年末までに完成する」と彼は述べた。
長官は、現在も少数のギャップを埋める必要があり、壁が建設されていない地域は、ビッグ・ベンド国立公園のような遠隔地や険しい地形であるなど、慎重な決定に基づいていると指摘した。
スコット長官によると、壁の完成後には電子監視システムやその他の設備が追加され、2028年7月、遅くとも8月までに完成する見込みだという。
米墨両国間にまたがる約1900キロのリオグランデ川国境地帯にも、専用の物理的障壁が設置される。「我々は、必要地域への第2の障壁の増設、リオグランデ川の水域防衛線、そして監視技術を含む、完全な国境防衛システムを構築する」と彼は述べた。
この国境の壁は、メキシコからの不法移民と麻薬密輸を抑制することを目的としている。公式指標によると、関連する活動は近年減少している。
しかし、スコット長官は、物理的な壁だけでは不法活動を完全に阻止することはできず、密輸組織はすでにトンネルやドローンなどの手段を利用して捜査を回避し、麻薬を輸送していると認めた。
「我々は時折、ドローンがリオグランデ川沿いを飛行し、国境警備隊員の居場所を監視・撮影しているのを目にする。これが彼らの活動様式であり、ドローンがそれを容易にしている」と彼は語った。
スコット長官はまた、犯罪組織がドローンを利用して国境を越えて麻薬を密輸しているとも述べた。
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- 出典:中央社 CNA
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