HIMARS、台湾西海岸で初の実弾射撃 跨区域増援で敵軍を頓挫させる訓練

台湾陸軍は、米国から購入したHIMARS多連装ロケットシステムを、台湾西海岸で初めて実弾射撃訓練を実施した。大甲渓南北両岸からロケット弾を発射し、北部地域の敵高価値目標への跨区域火力支援を模擬。訓練では36発中32発を発射、4発が不発となった。
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  • 📰 発表: 2026年6月10日 14:35
  • 🔍 収集: 2026年6月10日 14:43(発表から8分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月10日 14:44(収集から1分後)
(中央社記者 吳書緯 台中10日電)台湾が米国から購入したHIMARS多連装ロケットシステムが、本日、台湾西海岸で初めて実弾射撃検証を実施した。大甲渓の河口南北両岸でロケット弾を発射し、北部地域の敵軍高效益目標に対する跨区域火力支援を模擬し、敵軍の攻撃を頓挫させ、迅速な展開、精密打撃、跨区域増援の優位性を示した。

陸軍第十軍団は本日、「115年重砲暨新式武器換装驗證射撃」の2日目を実施し、HIMARS多連装ロケットシステム、155mm榴弾砲、M109A2及びM110A2自走砲などの武器が射撃を行った。軍は午前中、メディアを大甲渓北岸の射撃陣地に招き、HIMARSの実弾射撃を取材させた。

陸軍58砲指部は本日、大甲渓の南北両岸に各3両のHIMARS発射車両を配備した。各発射車両には6発のM28縮距弾が搭載され、3波次にわたって射撃が行われた。各波次では各発射車両が2発ずつ、6両で計12発を発射し、3波次で計36発を発射する予定だった。弾着点は9km沖合の海域であった。

第十軍団は、本日の射撃は北部地域の敵高效益目標に対する跨区域火力支援を模擬し、敵軍の攻撃を頓挫させるものであり、迅速な展開、精密打撃、跨区域増援の優位性を十分に示し、地上部隊の火力支援能力を向上させ、敵軍の侵攻を効果的に抑止するものだと述べた。

中央社記者が北岸の射撃陣地で観察したところ、HIMARS発射車両は当初、隠蔽地点で戦力保存を行っていた。射撃任務は午前9時25分に開始される予定だったが、民間航空機の空域管制により延期された。北岸のHIMARSは午前9時50分に命令を受けて隠蔽位置から射撃陣地に進入し、数分後、南北両岸のHIMARS発射車両が順次、第1波として各2発のM28縮距弾を発射した。その後、10時頃に第2波の射撃が行われたが、メディアがいた北岸の1号発射車両では1発のM28縮距弾が発射されなかった。

この時点で、一気に進める予定だった実弾射撃訓練は、空域管制のため再び中断された。40分間待機した後、10時45分に第3波の射撃が開始された。第3波はTOT(同時弾着)射撃方式で行われ、各発射車両はロケット弾が目標区域に同時に着弾するよう、発射時間にわずかな差異が設けられた。北岸の3号発射車両でも1発のM28縮距弾が発射されなかった。

陸軍58砲指部参謀主任の翁一銘上校は取材に対し、本日の射撃訓練では当初36発の縮距弾を発射する予定だったが、南北両岸の集計の結果、実際には32発の縮距弾が発射されたと述べた。メディアがいた北岸で2発の縮距弾が不発となったほか、南岸でも2発の縮距弾が不発となる状況が発生し、不発の原因は現在調査中であると述べた。

空域管制について、翁一銘上校は、本日の空域は規定に従い50日前に申請が完了しており、空域は正午まで申請されていたと述べた。しかし、本日は台北近郊の航空管制で予期せぬ航空機の遅延が発生したため、空域が2度閉鎖された。同時に海域も管制されており、海巡署が協力して管制を行ったが、本日の海域の状況は全て正常であった。(編集:林淑媛)1150610

よくある質問

HIMARSとは何ですか?

HIMARSは米国ロッキード・マーティン社製の高機動多連装ロケットシステムで、精密打撃と迅速な展開が可能です。

今回の訓練はなぜ重要ですか?

台湾西海岸での初の実弾射撃であり、台湾の非対称戦略の一環として、跨区域火力支援能力を実証した点が重要です。

訓練で問題はありましたか?

空域管制による中断や、4発の不発弾が発生しました。不発の原因は現在調査中です。