中央通信社(中央社)マニラ10日特電:観光名目で違法に国外就労しようとした疑いのあるフィリピン人3人が、マニラ国際空港で当局に拘束され、人身売買および違法募集の罪で起訴される見通しとなった。
フィリピン国家捜査局(NBI)は本日発表したニュースリリースで、マニラ国際空港の人身売買対策班が8日に第3ターミナルで3人を拘束し、NBIに引き渡したと明らかにした。
3人は入国審査官の尋問に対し、台湾旅行に行く予定だと主張したが、さらに追及された結果、女性の1人が、自分と他の2名は募集に応じ、済州島のバーで働く予定であり、月給は10万ペソ(約5万1500台湾元)であることを認めた。
捜査官によると、募集側は被疑者の出国を容易にするため、彼らをカップルや友人に見せかけ、一緒に旅行する印象を意図的に作り出していた。
さらに、関係者は事前に統一した説明内容、集合写真、通信記録などを準備し、台湾旅行の主張の信憑性を高め、入国審査官に止められるリスクを低減していた。
ニュースリリースによると、NBIはさらなる追跡調査の結果、募集側が過去にも同様の手口でフィリピン人を国外に派遣しており、少なくとも1人の出国者が現在までフィリピンに戻っていないことが判明したと述べている。
フィリピンは近年、人身売買と違法募集活動の取り締まりを強化している。法執行機関は、犯罪グループがビザ免除または入国資格を得やすい第三国を隠れ蓑として利用し、被害者を最終的な就労地に転送することで、移民・労働当局の審査を回避していると指摘する。
現在、拘束された3人は検察当局に送致され、手続きが進められており、法律に基づき処罰される見込みである。(編集:張芷瑄)1150610
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- 出典:中央社 CNA
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