(中央社記者 余曉涵 台北9日電)中華郵政は9日、6月末までに詐欺の出金役(車手)がよく利用する46台のATMに顔の遮蔽を検知する警告機能を導入すると発表した。利用者が現金を引き出す際にマスクなどを着用している場合、120秒間の操作一時停止期間が設けられ、最後の30秒で警告音が鳴り、遮蔽物を外すよう促す。その後、遮蔽物が外されていなくても通常の操作が再開される。
近年、詐欺事件が多発しており、ATMから現金を引き出す出金役は、顔の特徴を隠すためにマスクやヘルメットを着用することが多く、身元の特定を困難にしている。
中華郵政の蔡文慶副総経理は定例会見で、ATMの利便性と警告効果を両立させるため、6月末までに30の郵便局にある計46台のATMに顔の遮蔽警告機能を導入すると述べた。利用者には現金引き出し時に顔の遮蔽物を外してもらうことを期待している。
蔡副総経理は、利用者が顔の遮蔽物を外さずに操作を続けた場合、ATMは120秒間操作を一時停止する。最後の30秒以内に遮蔽物を外さなかった場合、ATMは注意を促す音を発する。時間が経過した後は、遮蔽物が外されていなくても取引画面への進入を許可し、一般利用者の不便を軽減する。
中華郵政は全台湾に3180台のATMを設置している。蔡副総経理は、現在設置されているのは出金役の活動が活発な地域であり、8月には金融監督管理委員会と連携して設置箇所を拡大する予定であると述べた。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
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