(中央社記者 朱建陵 台北9日電)権威ある情報筋が認めたところによると、台湾の出版社「八旗文化」の総編集長である富察(李延賀)氏は、2023年に中国で「国家分裂扇動罪」により懲役3年の判決を受けた後、5月中に刑期を終えて釈放された。しかし、依然として政治的権利を1年間剥奪される「付加刑」を執行する必要があるため、現在中国を離れることができない。
富察氏の家族と連絡を取り合っている情報筋によると、富察氏が釈放されたのは事実だという。関連の質問に対し、台湾の大陸委員会(陸委会)は家族への配慮から事実確認を避けている。中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の陳斌華報道官は、水曜日の定例記者会見を待つよう述べた。
富察氏は2023年3月21日に上海市国家安全当局に逮捕された後、2025年2月、上海市第一中級人民法院の一審で、「国家分裂扇動罪」により懲役3年、政治的権利剥奪1年、個人資産5万人民元の没収という判決を言い渡された。
これ以前、富察氏は中国の最高人民法院・最高人民検察院の報告において、台湾独立を罰する具体例として挙げられ、全国人民代表大会・政治協商会議の期間中に大々的に宣伝されていた。
以前の台湾メディアの報道によると、富察氏は出所したが、依然として政治的権利を1年間剥奪される「付加刑」を執行する必要があり、現在中国を離れることはできない。富察氏はもともと中国人であり、出所後は中国で生活するしかなく、家族とも再会している。台湾の妻は中国に面会に行くことができる。「身柄は自由に見えるが、ただ出国できないだけだ」という。
大陸国台弁は以前、富察氏が5月中に釈放されたか否かについて、李延賀氏の事件は犯罪事実が明確であり、司法機関は法に基づき公開審理を行い、また法に基づき刑法を執行すると述べていた。「島内の一部のメディアが司法の個別案件を繰り返し取り上げ、大陸の司法体制を中傷し汚名を着せるのは、下心がある」とも述べている。(編集:周慧盈)1150609
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- 出典:中央社 CNA
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